容姿・経歴・その他メモ

「あなたの幸福と充足が そこにありますように」
「『今日は死ぬには良い日だ』 毎日がそう在り続けるのが一番よ」

アメリカはサウスダコタ州ブラックヒルズ出身。ラコタ族　つまりはネイティブアメリカンの血を引く少女。
名前は「風吹く丘で微笑む乙女」の意。部族内では代々呪い師を務める家系でもあった。
自身が知るUGN的に重大な情報を秘匿する代わりに、その生活を保障して貰っており
彼女の希望で世界の様々な地域の支部を転々としている。世界各地の精霊と対話しながら、その知見を深めたいのだという。
己がかつて受けた仕打ちを一見感じさせない、太陽のような少女。しかし幽かに揺れ消えそうな危うさを同時に感じさせることもある。

この山地の地下には巨大なレネゲイドクリスタルが眠っており、中枢評議会のごく一部を除きその地点の座標を知る数少ない人物。
UGNの監視下に置かれるより前、レネゲイドクリスタルの情報については彼女の部族間のみで共有されていた事実で決して漏らしてはならないものであった。
全ての事は宇宙の真理たる大いなる神秘(タンカ・カワンカ)の意志の許に動かされており、すべて平等に「繋がっている」。
互いが尊重され上下の関係が存在しない。強すぎる欲望を律し、突出する者がいてはならないという部族の教えから来るものである。
しかし部族はキヤナが物心ついて間もなく、クリスタルの座標を知りたがったFHによって大半が殺害されている。
それでも彼女の両親を含む者達は情報を吐くことはなく、一番年若い少女たるキヤナをUGNへと託した。
部族にとって死は肉体からの魂の解放である。だからこそキアナもあまり引き摺ってこそいないが、その心の傷は治り切ったとは言えない。

部族より受け継がれた遺産「聖紅石のパイプ(カティ・ヒンカラ・ナイト・チャヌンパ)」と適合している。
部族の先祖の血で固められたとされるこの遺産は、大いなる神秘に許しを乞い、部族の安寧を祈るためのものであり
生ずる煙を神秘より来たりし精霊(レネゲイドビーイング)との通信道具にして現世へ降ろすための供物として機能させる。
その際立てた誓いを破ることは出来ない誓約こそあるが、一度精霊を降ろせばその身は煙の火種たる火炎の生成者となり、その結果として生じる影より出でし獣の飼主ともなる。

元気っ子・呪術的要素・精霊使い・クソボケ・精神的に達観・己の死への無関心

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