ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

鴉 聖 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

暁る朏(ルナアルバム)鴉 聖(からす ひじり)

プレイヤー:銀色ゴリラ

年齢
23
性別
星座
不詳
身長
158cm
体重
52kg
血液型
不詳
ワークス
UGNエージェントB
カヴァー
教師
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ハヌマーン
モルフェウス
HP最大値
25
常備化ポイント
10
財産ポイント
10
行動値
9
戦闘移動
14
全力移動
28

経験点

消費
+34
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自
資産家
経験
永劫の別れ
邂逅/欲望
恩人
覚醒 侵蝕値
感染 14
衝動 侵蝕値
憎悪 18
侵蝕率基本値32

能力値

肉体2 感覚4 精神1 社会2
シンドローム1+1 シンドローム1+2 シンドローム1+0 シンドローム1+1
ワークス ワークス1 ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃4 RC1 交渉
回避 知覚1 意志 調達3
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 賢者の石
シナリオロイス 千堂新 親近感 不安
固定ロイス 黒い炎のオーヴァード 尽力 悔悟
固定ロイス UGN 感服 不信感

メモリー

関係名前感情
鴉 夜咆(からす やこう) 尊敬

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト:モルフェウス 3 メジャーアクション 2
カスタマイズ 3 メジャーアクション 2
援護の風 3 オートアクション 2
剣精の手 1 オートアクション 2 リミット
リミットリリース 1 オートアクション 6 100%
リフレッシュ 1 オートアクション 5
蝙蝠の耳 1
テクスチャーチェンジ 1

コンボ

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
ストライクチップ 15 射撃 〈射撃〉 0 7 - 10m

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
10 124 15 15 164 0/164
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

UGNに所属するエージェント。
曲がったことを嫌い、正しいことを好む正義感の強い女性。
その昔、自分を助けてくれた黒い炎を操るオーヴァードを探している。
UGNに入ったのもそのオーヴァードの情報を手に入れるのに最適だと感じたため。
彼女の賢者の石は、元々彼女の父親に適合していた賢者の石が彼女と共鳴することで適合したもの。
その際に形が三日月状の歪な形に欠けてしまっている。
戦う際に武器を使用しないことにしているが、これは単純に過去の出来事から武器を好ましく思わないため。
今回の任務で担当する教科は数学。

戦闘スタイルはコインの強度と形状を変化させ、それを撃ち出して敵を射撃する。
更に飛ばしたコインに風を送りその弾速を加速させ曲線を描き飛んでいく。

履歴

彼女は父親が大好きだった。
強く、賢く、優しい。
そんな父親が大好きだった。

彼女の父は上場企業の役員をしており、かなり有能な人物だった。
より良い社会を作ろうと行動し、人柄もよく、人望もあった。
そんな父親のことを彼女はとても尊敬し、愛していた。

ある日の下校途中の帰り道、彼女の目の前に見知らぬ男たちが現れた。
何事かと理解するまもなく、彼女は男たちに連れさらわれてしまった。
なぜ自分が攫われたのか。
それはわからなかったが、彼女は少しも怖くはなかった。
「きっと、お父さんが助けてくれる。」
そう信じていたからだった。

攫われてからものの数時間で父親は男たちの指示通りに一人で取引現場に現れた。
警察にも連絡をしていないという。
ここまでのやり取りは彼女でも理解ができた。
しかしそこからの男たちと父親の会話は理解ができないことが多かった。
ただ、男たちはしきりにこう言っていた。
「賢者の石をよこせ」と。
それが何かはわからなかったが、男たちの語気が鋭くなっていったのを感じていた。
「わかった、こんなものはくれてやる。だから娘は開放しろ。」
父親がそういった。
その時、彼女はこの言葉の意味をわかってはいなかった。
だがしかし、本能的に父親が死ぬつもりだというのを理解してしまった。
父親を死なせたくない。
その思いで必死に男たちに抵抗した。
腕に噛みつき、声を荒げ暴れまわった。
しかし次の瞬間、視界がチカチカと光りだした。
直後頭に鈍い痛みが走り、周囲の音が遠くなっていった。
殴られたという事実に気がつくのにはしばらく時間がかかった。
それが引き金になったのだろう。

父親は激昂した。
身体からは見たことのないエネルギーが溢れ出し、それは実態を持って男たちに襲いかかった。
その時、彼女は父親の左手を見た。
いつも手袋で隠されていたその手の甲には白く光る石のようなものが埋め込まれていた。
その石がまばゆい光を発し強く輝いていた。
何が起こっているのかはわからないが、父親が自分を助けようとしていることを彼女は理解し、それを嬉しく思った。
だが次の瞬間、一発の銃声が響き父親は倒れた。
銃声が聞こえたほうを見ると、男たちのうちの一人が拳銃を父親に向けていた。
それから父親は動かなくなった。
痛い頭を起こしながら駆け寄り声をかけるが、その甲斐もなく父親は彼女に一言も返すことはなかった。

絶望

その言葉だけが心を支配し、精神を黒く塗りつぶしていった。
男たちが何かを喚き散らしながら仲間割れを始めたことも、彼女にはどうでも良かった。
あの大好きな父親が。
いつでも自分を助けてくれる父親が。
自分の心の拠り所の父親が。

死んだ。
その事実は彼女の精神を破壊するには十分な効果があった。

自分は死ぬ。
今まで感じたことのない恐怖が彼女を襲った。
もう自分を助けてくれる父親はいない。
ならばこの場において自分の未来は冷たい死体と決まりきっている。
急に押し寄せてきた死の恐怖に、彼女は成すすべもなかった。
怒鳴り合う男たちの声に怯えながら父親の腕を抱きかかえ丸くなった。
誰も助けてくれるわけはない。
自分はここで死ぬ。
そんなことはわかっていながらも、何もすることができなかった。
もう死ぬ。
もうすぐ死ぬ。
死にたくはない。
ずっとそんなことを考えていた。
ずっと考えていた。
ずっと…

…様子がおかしかった。
すぐそこに迫ってきていた死の使いは彼女を迎えに来ることはなかった。
ふと顔を上げる。
周囲にはまだ男たちはいた。
しかし、皆一様に一点を見つめていた。
その先には…

太陽が出ていた。
巨大な太陽がすぐそこにあった。
その太陽は黒い火柱を纏い、闇く光を発していた。
そんな光景に皆目を奪われていたのだ。

太陽は周囲を飲み込んでいった。
この場所を、男たちを、そして彼女を。
あまりの眩しさに彼女は目を瞑り父親の手を抱きしめた。
その時、大好きな人の声が聞こえた。
「この炎は君を救ってくれる。」
「さようなら、聖。」

目が覚めた時、彼女はUGNの施設で保護されていた。
そこで彼女は、父親がオーヴァードであったこと、父親が賢者の石の適合者であったこと。
そしてその賢者の石が、今は自分胸元に適合していることを知った。
しかし、UGNもあの黒い炎については何も知らないという。
どういうことか考えていたところに、母親がお見舞いに来てくれた。
そこで彼女は父親の覚悟と、あの黒い炎について聞いた。
一体化している賢者の石を渡すということは、すなわち自分の死を意味していた。
しかしそうだとしても彼女のことは助けたかった父親は、ある傭兵に娘の命の保証を依頼したらしい。
『自分が死んだ後の彼女の命の保証』を…

それから長い年月が経った今でも、彼女はその傭兵のオーヴァードを探している。
ただあの時のお礼を言うために。

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