かつてFHにいた研究者に、オーヴァードによる非オーヴァードの一掃をたくらむ者がいた。
その者が立てた計画が人工的に能力を設計されたオーヴァードを生み出し破壊の限りを尽くす「鉄騎計画」。
電気で機甲を装備し、炎で恐怖に陥れる兵器を作っていた。

そのような計画はFHの「プラン」には則していないがため、研究者の立場は弱くFHに属しているもののほとんど組織との関わりはなかった。

針のむしろの状況の中、遂に理想のオーヴァードが生まれた。
電気を操る力(ブラックドッグ)と、炎を操る力(サラマンダー)を持った、完璧な存在(へいき)。
研究者は 炎魔《イフリート》と名付けた。

誕生を祝う暇もなく、UGNの突入作戦により研究所は壊滅し研究者も殺害された

残された子どもと、横に置かれた鉄の機甲は、UGNに引き取られた。

残された子は灯(ともり)と名付けられ、UGNチルドレンとして育てられる。
成長し、自分がどのようにして・何のために産まれたかを知った灯は、一層に平和を望んだ。

彼女は平和を守る騎士として、鎧を身にまとい戦う。