容姿・経歴・その他メモ

【「双青のプロジェクトバベル」PC③＿ヒトならざるものを護りし人間】
　「アナタ、人間？　……そう。なら、ワタシに関わらないで」
　「ココはワタシの｜領域《花園》よ。薔薇の香りが漂ううちは……逃がさない」


【設定】
・性格
　無機質な印象を受ける少女。少女自身と似た人形を常に持っているのが特徴。
自らを「人形」と評し人形のように振る舞っているため、声も抑揚がなく表情も変わらず凍りついたまま。とはいえ感情がないわけではなく意図的に行っているもの。
過去が原因で人間を嫌っている。初対面で人間かどうかを尋ね、人間であった場合距離感を取る。ゼノスに所属している以上、レネゲイドビーイングに対しては友好的で護るべく立ち振る舞う。

・戦闘スタイル
　自らの血を媒体として真紅の薔薇と棘を操る。
能力を使用する際は、領域全てが血のように赤い薔薇で覆われ、薔薇の芳香が充満する。
血の荊棘により傷を受けた対象は、対象の血液を養分として赤い薔薇が蔓を伸ばし咲くように肉体を傷つけ侵食する。（《蝕む赤》の効果）

・過去
　本名：｜金璃谷 瑠真愛《かなりや るしあ》。裕福な家庭だったが、突如夜中に連れ出され雪に預けられることとなる。現在持っている人形はかつて両親が贈ったもの。
天真爛漫で表情豊かな性格だったが、雪が殺されたことをきっかけに人間という存在は自身を傷つけるものだと思い、人間である自分自身についても耐えきれなくなってしまった。
途方に暮れている中、プランナーと遭遇する。レネゲイドビーイングの存在を知っていることから、オーヴァードになれる素質があると誘われた際「あなたは別の存在へと進化できる」のだと言われる。そのとき、「人間じゃなくなれるのなら」と決心してオーヴァードに覚醒。以後、ゼノスエージェントとして活動する。
オーヴァードに覚醒したことにより、もう自分は人間ではないのだと人形のように心を氷のように、表情も殺して生きるようになった。しかし、ジャーム化していない以上、彼女の心は未だ人間の感情が残っていることを彼女自身は認めたがらない。

・覚醒/衝動
　プランナーと出会った際に、プランナーの手によりオーヴァードとして覚醒した。（｜貴種の接吻《ノーブルタッチ》）
　表情と感情を殺しているが、自分を捨てた両親と自分を置いていった雪に対して「嫌い」という感情を強く抱いている。元々嫌悪していたからではなく、大好きだったのに自分を捨てて行ってしまったことに対して「こんな悲しい想いをするぐらいなら、愛してほしくなかった」と傷つけた故に嫌悪している。
幼い故に寂しさと喪失を受け止めきれず、嫌うことで自身を保っている。

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