容姿・経歴・その他メモ

★ひとことで
　プランナー心酔のふわふわポンコツ風「悪の大幹部」
プレイヤー的には、『バックトラック２倍振り前提ビルド』

★概要
都市伝説として「創作における悪の存在」という概念が形を成したもの。
彼女は、テレビ・漫画などで大衆が抱く悪の幹部のイメージのほか、世界を揺るがす力を持つ設定が多く付与される「少女」という要素も取り込んだ結果、女子高生となった。

「少女は時に魔王で、少女は時に世界を滅ぼす鍵で、少女は一般凡夫よりもはるかに強い力を持ち、少女は一般凡夫よりはるかに賢い。しかし悪役の平均などの影響で少女までには行けませんでした。なので女子高生です！」

　悪の大幹部を自称する割に、それを構成する中身は未熟であり、女子高生の姿でいるのもうなずけるぐらいにグダグダ。
実際、その具体的方法はプランナー任せであり、プランナーに付き従っていたころは問題なかったが、プランナーがFHから出て行ってからは、とりあえず未央の部下で、仕事をこなしているだけで自らの理念はない。

★経歴
彼女の最も初期の状態は、「創作における悪なるもの」という概念であり、そのものを辿ると絵巻物に登場した「妖怪」である。
彼女と春日家との関係が生まれたのは、800年ほど前、その実昔のプランナーが、「これ」がプランの一つだと言われたのが所以で、春日家に回収された。プランは無事実行され、もう用済みとなったのだが、彼女はプランナーに心酔し、春日家と共にプランナーに仕えることなった。

しかし、当時はピュアノイマンであり、オーヴァードとしては攻撃手段を持たず、まるで脅威はなかったが、つい最近ウロボロスに目覚め、戦闘能力などが著しく向上し、ようやくちょっと頭角が出せてきたところ。

さて、「創作における悪なるもの」という概念である彼女は、時代によって存在の定義が変遷するが、
昭和から令和にかけて行きついた先は「悪の大幹部」という摩訶不思議枠であった。当然定義も変わるため、見た目も変わり続ける。
当初は「創作における悪なるもの」とは妖怪であったが、明治に入り、米敵に。戦後は「ナチス」などの戦争要素の強い悪役となった。更に平成に入ると戦隊シリーズあるあるのグラマラス要素が足され、
そして平成後期になると、アニメなどの要素が複雑に絡み、自ずからの希望を取り込む余地が生まれたことから、
プランナーに寄せて、女子高生となった。
ちなみに見た目が変わるにつれ、名前も変えている。
今の名前は、春日未央に相談した結果うわさ好きということで「宇和佐透子」に決まった。
（プランナーを探るためにいろいろな噂話に首を突っ込んだ結果。）

★悪の大幹部の世界観
悪の大幹部とは、とても抽象的な存在である。
世界の破滅から、人間の根絶も含まれていたが、近年の悪の大幹部は「やむを得ず、核心は理解できるもの」というひ弱な人間という要素も内包していることから、一見悪役度はマイルドになった。

女子高生成分も、SF系以外に日常系も混じってき始めたので、結構ほんわかムードが多い。悪人要素は以下の通りになっており、中央値的にはかなり普通の人感が漂っている。
【絶対悪１：極端な悪１：テンプレの悪１：立場的に悪３：やむを得ず悪２：悪を装っているだけ１：素は悪ではない悪１】

ただ、本質は『創作における悪なるもの』なので、殺人・人体実験・非オーヴァードの強制オーヴァード化などを含め、悪役らしいことは喜んでやり、その際「ごめんね」と悲痛な顔で言いながらも、自宅のコンロに火をつけるかのように何の躊躇なくやるので、逆に怖いという声も一部ある。

攻撃手段については、本当は巨大ロボに乗るはずであったが、予算がないとのことでバイクがあてがわれた。
渋々巨大ロボに乗っているつもりで戦っている。

★うわさ好きについて
　プランナーがFHから離脱してから、その原因について探っていた。しかし、その手掛かりはなく、情報も噂ばかり。意志が固い彼女は継続して噂の調査などを行い、プランナーの手がかりを模索していたが、気付けば「うわさ好きレネビ」の称号をいただいていた。

★自分用自己矛盾解決用
　創作で悪たらしめる存在であるわりに、作者のイメージがただの女子高生となっていて自己矛盾をはらんでいるので、丁寧に解きほぐそうかと思う。彼女は移ろい変わる存在である。彼女自身には昔から大した力はなかったが、物の怪から仮想敵に、そして、人々が物語を愉しむようになってからは、アニメ等の影響でテンプレートな悪の存在として国家を問わない、悪の秘密結社となり、それゆえに悪の大幹部を称するようになった。さらにアニメは複雑化し、単純な悪のほかに日常の悪が大きく交わるようになる。悪は軍服を着たものたちではなくなり、それに伴い一般人のような服装になる。次代でもあるが、彼女自身にも、勧善懲悪ではなく、悪は各自が持ち、各自が悪になり得るという要素が大きく増すことで、更に彼女の姿は固定的な要素を失った。

彼女が現在形作るのは、自殺・いじめを象徴する女子高生であるが、創作物の複雑化から彼女自身は更にもっと混沌なものとなり、ウロボロスの発現が起こった時、彼女自身の「悪たらしめる存在」は自己崩壊を起こした。つまりは、彼女は変化した。

表面上の単純な方向性は「悪の大幹部」というテンプレートであるが、プランナーが幼女の姿に変わったことにもちなみ『少女』という姿に指向性を持つようになり、姿は比較的固定化しやすい女子高生の姿を取った。彼女の性格は、陰湿である部分がウロボロスによる自己進化により、より人間らしい要素を持つようになる（具体的にはほのぼの系漫画を取り込んだ。）。

彼女の進化の先は、彼女自身も分からないが、一つ言えることは「人」により近づいているということだけは事実である。
そしてそんな彼女はただ一つの信念と二つの疑念を持つ。
「プランナー様は、最大の悪となられるだろう。」
「ただ、悪とは何なのだろうか。」
「プランナー様は、悪なのだろうか。」

★八雲沙織_サイレントシープに対する心情
　昔からFHにいるEvilOneは春日家のクランということもあり、やや疎まれる存在であり、話しかけられるということも少ない。そんな中で、同じミッションで同行した八雲沙織と話をしたのはただの偶然だった。当時すでに女子高生化していたEvilOneが見た目の年齢が近いというのもあったのだろう。
人間とはまた一線を画すレネビであるが、表情だけで見れば人に最も近い。少し話せば、彼女の目的もすんなりと聞けた。
彼女は一般人とオーヴァードが平等に生活できる世界を求めるという欲求を持っていた。
平和という悪はEvilOneも理解できる。悪として「あなたもなのね」とEvilOneは答えてから、その後なんだかんだで友達になった。


★セリフ集
「あーっはっはっはー！私は悪の大幹部！我が野望を打ち砕かんとするなら、私を倒してからにするのね!」
「待っていたわ、UGN。来るんじゃないかって一週間張ってた甲斐があったよ！」
「FHは世界で最も強固な力を持つ組織であり、温室育ちの植物じゃないわ。」

「最期には組織の最高傑作のロボットでアンタたちを駆逐する予定だったのよ。だけど、私にはお金がなかった、なかったのよぅ。」
「なぜ悪の大幹部が女子高生かって？そんなもの当然でしょ。女子高生は一般男性よりも抜きんでて天才で、一般男性よりも戦闘能力が高く、一般男性よりも奇妙奇天烈で人外じみているのよ。今時助けを求めるヒロインの方がまれなのよ。ということで、世界征服を女子高生が行って何も悪くない。いいわね。」

「プランナー。もちろん知っているわね。決定は一人の人間だけが下すのよ。プランナーが私たちの指導者となり、意志が我々の力となるの。だから私は悪の大幹部。ん？疑問がある？いいでしょう正義のヒーローさん。」

「そろそろ、私にも戦闘員が配属されないのかしら。え、プラン外で予算もない？……そんなぁ。」
「私の野望は世界征服よ。具体的に？それは、プランナーのプランが導いてくれるわ。」
噂話が聞こえる。。。プランナーのことかもしれない。「どこからかしら。」
「君は悪かしら？なら私はもっと悪よ！」
「●ねばいいのに。」「●●は要らない。●●い。」（●の部分はうまく聞き取れないが、最低の罵倒である。）（●はそのまま発言で使う）










【参考セリフ集】(ヒトラー)
・決定は一人の人間だけが下すのである。
・世界観という物は、決して他の世界観と併存しようとする意思はない。
・最高の目標と理想を見ない運動という物は、決して究極の武器となり得ない。
・理性が我々の指導者となり、意志が我々の力となりうる。
・困難に思えるかもしれないものが、実際には我々の勝利の前提なのである
・我々は絶対絶滅の勇気をもって戦いを継続しなければならない
・平和主義など、臆病の現れに過ぎない。
・ドイツは世界で最も強固な力をもつ国であり、温室育ちの植物ではない。
・理念なくして闘争力なし
・自己をあらゆる武器で守ろうとしない制度は、事実上自己を放棄している
・偉大な嘘つきは偉大な魔術師だ
・必要不可欠なのは一人の指導者の意志、一人が命じ、他の人はそれを実行すればよい。統治とは一人で始まり、下で終わるものだ

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