容姿・経歴・その他メモ

彼はいつも笑っている。
おどけた態度を取り、全てのことをそつなくこなす。
その姿にあこがれを感じるものもいれば、ヘラヘラとした態度にイラつくものいる。
しかし、本当の彼の心のうちは誰も知らない。

10年前、大きな崩落事故があった。
目の前で大切な人が危ない。助けなければ、でもこの体では。
その時、声が聞こえた。
「なぁ、手を貸してやろうか。」
圧倒的な力。でも、それは呪いでしかなかった。

7年前、大切な人が病気で亡くなった。
ぽっかりと心に穴が空いたような気持になった。
最悪の気分だった。
しかし、泣くことができなかった。
どんなに悲しくても、笑うことしかできない。
遺産とはそういう契約だった。

今はもう諦めている。

からすばしこういちろう。
48歳、男性。
UGN支部長。10年前の事故の時、遺産を手にしたことから覚醒。
それによって、器用に戦うことができるようになり、支部でも一目置かれている。
遺産は博物館で展示されていたが、崩落事故の時に鴉橋の手元に来た。


性格は飄々としている。
どこか無気力さも感じるが、冷たいということはなく友人も多い。
遺産に対しては、憎しみも感じているが、自分が選んだことなので仕方ないとあきらめている。
話し方がねっとりとしててウザい。
だッハハハハとわざとらしく笑ってから話始めるのが癖。

攻撃方法はイフリートの腕を燃やし、立ち込める煙をハヌマーンの力でやりに変形させ、振り回す白兵型。
ハヌマーンの最速の力を使い、目にもとまらぬ速さで相手を穿つ。



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