“名俳優”小花衣ヒサキ
プレイヤー:霞
「全世界を釘付けにしてあげるから。絶対、見ててよね」
- 年齢
- 21
- 性別
- 男
- 星座
- 牡羊座
- 身長
- 183
- 体重
- 68
- 血液型
- AB型
- ワークス
- 俳優
- カヴァー
- 俳優
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- エグザイル
- ハヌマーン
- HP最大値
- 29
- 常備化ポイント
- 4
- 財産ポイント
- 4
- 行動値
- 5
- 戦闘移動
- 10
- 全力移動
- 20
経験点
- 消費
- +42
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | 小花衣火葦。常に彼の行く道に立ちふさがる者。 | |
---|---|---|
兄弟 | ||
経験 | 自身が施された「実験」に対する記憶の欠如。空白。 | |
記憶喪失 | ||
邂逅 | 彼が所属する事務所との関係。 | |
ビジネス | ||
覚醒 | 侵蝕値 | アーチボルトによる実験をきっかけとしてオーヴァードとなった。 |
素体 | 16 | |
衝動 | 侵蝕値 | 己の優秀性に対する否定を、病的なまでに恐れる。 |
恐怖 | 17 | |
侵蝕率基本値 | 33 |
能力値
肉体 | 4 | 感覚 | 2 | 精神 | 1 | 社会 | 2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 2+1 | シンドローム | 1+1 | シンドローム | 0+1 | シンドローム | 1+1 |
ワークス | 1 | ワークス | ワークス | ワークス | |||
成長 | 0 | 成長 | 0 | 成長 | 0 | 成長 | 0 |
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 4 | 射撃 | RC | 交渉 | 1 | ||
回避 | 知覚 | 意志 | 1 | 調達 | |||
運転:四輪 | 芸術:演技 | 2 | 知識: | 情報:ウェブ | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 《複製体》 | ― | 複製体:サラマンダー/炎神の怒り | ||||
"電人"アーチボルト博士 | 有為 | / | 憐憫 | 正体は番人(ウォッチマン)。脚本家。もっといい脚本持ってきたなら、踊ってあげる。 | |||
有馬火葦 | 友情 | / | 隔意 | 実兄。主演舞台が決まったら、絶対に見に来ると約束した。 | |||
カグラ | 好意 | / | 不安 | 胡蝶の夢も、結局は自分次第。……教えてくれて、ありがと。反応が可愛くてつい悪戯しちゃうのは、大目に見て。 | |||
鐘田那須夫 | 信頼 | / | 憐憫 | 俺を子供扱いしてきたひと。珍しくて、でも嫌じゃなかったから、いいよ。物の本質から目をそらさない人だよね。 | |||
輝井焔 | 連帯感 | / | 劣等感 | 同じ、アーチボルトの実験体。俺は失敗作で、彼女は成功作。でも、もうそんなの関係ない。 | |||
“失敗作たち(Failures) | 遺志 | / | 恐怖 | 小花衣ヒサキが「奈落」に落ちたその末路。――アンタの分まで、俺が輝いてみせるから。 |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
コンセントレイト:ハヌマーン | 2 | メジャーアクション | シンドローム | - | - | - | 2 | - | |
<シンドローム>。組み合わせた判定のクリ値を-Lvする(下限7)。 | |||||||||
骨の剣 | 1 | マイナーアクション | ― | 自動 | 自身 | 至近 | 3 | - | |
骨の形状を変化させ、白兵用の武器に仕立てる。 | |||||||||
形状変化:剛 | 3 | マイナーアクション オートアクション | ― | 自動 | 自身 | 至近 | 3 | - | |
攻撃力+[Lv×2]。肉体の形状を変化させ、武器やエフェクトをより効果的に扱えるようにする。 | |||||||||
貪欲なる拳 | 3 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | - | 武器 | 3 | - | |
組み合わせた<白兵>攻撃のダイスを+[Lv+1]する。あり得ない方向に四肢を曲げることで接近戦を有利に進める。 | |||||||||
ジャイアントグロウス | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | 範囲(選択) | 武器 | 5 | 100% | |
組み合わせた<白兵>攻撃の対象を「範囲(選択)」に変更し、攻撃力を+2Dする。1シナリオにLv回使用可能。 | |||||||||
一閃 | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | - | 武器 | 2 | - | |
一瞬にして敵に近付き、攻撃する。組み合わせた場合、全力移動を行った後に白兵攻撃を行う。 | |||||||||
マシラの如く | 3 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | 単体 | - | 5 | 80% | |
組み合わせた攻撃の威力を+[Lv*10]するが、判定のダイスは-5個される。1シナリオに1回まで。 | |||||||||
死神の手 | 2 | メジャーアクション リアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | ― | ― | 4 | 80% | |
素手か《骨の銃》使用時のみ/攻撃力+[Lv*4] | |||||||||
炎神の怒り | 1 | メジャーアクション リアクション | 【肉体】 | - | - | - | 5 | - | |
組み合わせた判定のダイスを+[Lv+1]するが、HPを-3点する。自らを焼くほどの炎を纏い、戦闘力を上昇させる。 | |||||||||
異形の歩み | 1 | 常時 | エグザイル | 自動 | 自身 | 至近 | - | - | |
肉体を変形させて、どんな場所でも移動を可能とする。 | |||||||||
物質変化 | 1 | メジャーアクション | エグザイル | 自動 | 自身 | 至近 | - | - | |
物質や植物などに変化する。見破るなら<知覚>同士の対決。 | |||||||||
七色の声 | 1 | メジャーアクション | ハヌマーン | 自動 | 自身 | 至近 | 1 | - | |
音を操り、自分の声を他人の声に変える。見破る際は<知覚>同士の対決になる |
コンボ
(100以上)
- 組み合わせ
- タイミング
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対象
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 100
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 4+1
- 4+-1
- 2D+37
- 100%以上
- 4
- 4
- 4+1
%↑/クリ値-2/HP-3/命中-1/侵蝕28/2,3使用後/1,4~8
(80以上)
- 組み合わせ
- タイミング
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対象
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 80
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 4+1
- 4+-1
- 37
- 100%以上
- 4
- 4
- 4+1
%↑/クリ値-2/HP-3/命中-1/侵蝕23/2,3使用後/1,4,6~8
(通常)
- 組み合わせ
- タイミング
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対象
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 18
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 4+6
- 4+-1
- 7
- 100%以上
- 4
- 4
- 4+6
攻撃力+7、クリ値-2、ダイス+6個、、HP-3
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(100以上) | 0 | 白兵 | 5 | 2D+37 | 6 | 武器 | |||
(80以上) | 0 | 白兵 | 5 | 37 | 6 | 武器 | |||
(通常) | 白兵 | 10 | 7 | 6 | 武器 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
カジュアル | 0 | 街で簡単に入手できる衣服。白と赤、椿のあしらわれたスタジャン、手元まであるインナーシャツ、ジーンズ。 | |||
コネ:マスメディア | 0 | <情報:メディア>。判定のダイスに+3個するが、1シナリオに1回限り。芸能界関係に顔が広い。 | |||
スマホ | 0 | 私物のスマホ。 | |||
ジッポ | 0 | 私物のジッポ。昔付き合ってた彼女から貰った高級品。 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 6 | 166 | 0 | 0 | 172 | 0/172 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
「小花衣ヒサキ。俳優。……ああ、アンタ俺のファンなの。
ごめんね、プライベートでのファンサ、あんまするなって事務所に言われてるんだ。
握手とサインで、勘弁してもらえないかな」
「路喫はやめときなよ、悪いこと言わないからさ。じゃないと、絡まれたりするよ────
たとえば、父親面してくる面倒なオッサンとか、さ」
「……きょうだいは、兄貴が一人。家族らしくもない、けど、……まあ、悪い奴ではない、かな」
「っはは、アンタ、面白いね。こんなに笑ったの久々かも。アンタ馬鹿だけど、いい奴じゃん」
「とくと刮目せよッ! 名俳優にして大俳優、この俺の一世一代!
全世界を、全観客を、そして他ならぬ君を────釘付けにして、夢中にさせてあげるからッ!」
《名俳優》小花衣ヒサキ
●概要
・本名:小花衣火咲(こはない・ひさき)
・一人称「俺」「俺ら」/二人称「アンタ」「君」/三人称「アイツ」「アイツら」
・Y市に本拠を置くレイヤーズプロダクション所属の俳優であり、UGNイリーガル。
・まだ21歳と若いながらに各所で主演を務め、様々な賞を総なめにしてきている人気俳優こそが彼の本業だ。才能は底知れずと言われており、特に声音を自由自在に操ることによってどんな役柄にも合わせてくるそれは、俳優業だけでない可能性の広さを感じさせる。新進気鋭の芸能人。
・十代の頃からずっと俳優一本で活動していたものの、19歳の時ぱったりと足取りを途絶えさせる。UGNの情報操作により一時的な留学とされていたそれは、実際は「アーチボルト博士」による一連の計画のため、実験体として拉致・消費されたというのが実情。
・ゆえに本来の「小花衣ヒサキ」は、19歳の時に亡くなっている。今の彼は“夢の魔物”の夢の中で再構築された「三十三人の小花衣ヒサキの死体」の集積体に過ぎない────が、他ならぬ彼自身の自認で以て、彼は自身を「小花衣ヒサキ」であると定義づけている。
・なので自覚している年齢的には19歳なのだが、世間的・公的プロフィール的には21歳ということになっている。
「まあ、そっちのほうが煙草喫っても何も言われないしさ。都合いいってのが本音。……カラダは19のままなんだけど、それはヒミツね?」
・ヘビースモーカー。銘柄はブラックスパイダーのジンジャーエールがお気に入り。吸い口が甘く、煙草自体が黒いのが特徴。
本人の嗜好も甘党寄り。まだ未成年であった頃からしれっと吸っていたのは、芸能人としてのコネクションを生かし自分で輸入していたため。
・好きなものは「煙草」、「俺を認めてくれる人」、「大団円」
・嫌いなものは「俺を否定する人」、「アドリブを赦さない脚本家」
・関係を持った女性のことはあまりよく覚えていない……が、元カノ(彼の最初のマネージャー)からもらったジッポと、言葉だけは覚えている。
「良い面には良い振る舞いが様になるのよ。いいから覚えときなさい、こういうのは演技で必要になった時に覚えても、身に付かないものなんだから」
顔もろくに思い出せないくせに、変なものは律儀に持ってきている。そういう男。
●容姿
・髪の色は灰色、瞳の色は血のような赤色。これは実験の後遺症のようなもので、流石に赤目は目立つということで濃い色のサングラスを常にかけている。身長は183cmの長身痩躯。
・色んな私服を持ってはいるが、一番お気に入りなのは赤・白の牡丹をあしらったスカジャンに長い袖のインナー、ジーンズにスニーカーというごくごくシンプルなもの。動きやすく、一番着慣れているものらしい。
まあ、シンプルとはいえ一点一点をよく見ると実は高級ブランド品の塊なのだが。
・エグザイルシンドロームを持っているため、普段俳優として活動する際は元の黒髪と黒目にしている。その時は目を隠す必要は無いのだが、サングラスは昔から使っている愛用品であるため、今でも癖のまま使い続けている。
・俳優として髪や体型を変える必要がある場合はおおむね自前でどうにかできてしまうのだが、「素の“俺”だけは、自分の力で維持しなきゃ」という理念のもと、オーヴァード覚醒後もジム通いや美容室通いを続けているようだ。
●性格
・普段はあまりやる気が無いように見える、ダウナーな青年。貞操観念も比較的適当で、こちらからは求めず、求められるがままに応える。「欲しがられる男」。来る者拒まず去る者追わず、ゆえに関係を持った女性は数知れず。
・俳優業復帰後は、「当面特定の恋人は作らない」と公言している。なんでも、「俺を応援してくれてるファンに対して、不誠実でしょ。俺はみんなの俺だからさ」らしい。
・根っこは善性であり、基本的には普通の感性を持った普通の青年。痛いことは嫌いで、可愛い女の子が好きで、残虐で非道なことが嫌いで、お酒と煙草が好きで、両親のことはまだ嫌いで、あまり多くは無い友人をめいっぱい大切にできる、普通の青年。
・根底は承認欲求の塊。認められたい、欲されたい、一番だと言って欲しい。その感情を拗らせ、持て余した挙句に、芸能界に見出されたのは幸か不幸か。少なくとも彼自身は俳優を「天職」と思っている。
・ただし才能だけでのしあがったわけではなく、その根底には並々ならぬ努力がある。認められるためならばどんな努力も厭わないのは、彼の少ない美点。
・ファンサは好き。自分を求め、認めてくれる人にはプライベートでも快く応える。ただし時折度を超すことがあるため、事務所からは「プライベートでは握手とサイン以外禁止」ときつく言いつけられている。
●能力
・エグザイル/ハヌマーンのクロスブリード。
・戦闘時は蛇腹状の「骨の剣」を操るメレー。伸縮自在な剣は彼の柔軟な性を表し、無骨ながら惑わすような流麗な舞を見せてくれる。
が、いかんせん戦闘訓練を受けたエージェントではないので、まだ洗練されているとは言い難い。斬るというよりは叩くという粗削りな戦い方が主。
・言うまでもないことだが、彼の本懐は戦闘ではない。各地のUGN支部からの彼への依頼は、「変装してのFH組織への侵入」など、潜入任務が圧倒的に多い。
・彼としても、そういう方面で頼られることは素直に嬉しいようだ。《名俳優》というコードネームは、まさしく彼のそういった働きぶりを指した賛辞である────読み方以外は。
読み方については、彼が彼自身で名を付けた。いつ如何なる時も舞台に立つ己と、己が立つ舞台と、己と共に立つ共演者への、余すところのない祝福の意だ。
それを口に出して呼ぶ側の心境など一切考慮していないあたりが、彼の彼たる所以とも言えるかもしれない。
●その他
火先(ひさき):
1.燃えている火の先端。ほさき。
2.火の燃えひろがる先の方。
●イメージ
・イメージCV:KENN
・イメージソング
①「Unveiled」(un:c/ナナホシ管弦楽団)
→ https://youtu.be/nNqb1J3QBqc
②「ハートに火をつけて」(ナナホシ管弦楽団)
→ https://www.youtube.com/watch?v=kL6vS5PYVaA
③「HALF」(女王蜂)
→ https://youtu.be/tU6ToAYvz1g
④「Scarlet Pinheel」(ぺのれり)
→ https://www.youtube.com/watch?v=TtjjVEMEgro
この身は小花衣火咲にして、小花衣ヒサキ。
誰よりも熱く燃え盛る火花の先駆け、その火先にて観衆を虜にする名俳優にして大俳優。
────────さあ、その雄姿をとくと御覧じろ!
履歴
「小花衣ヒサキ」あれこれ
コンセプト
詳細
PL目線のコメント
・ダブルクロス3rd処女を捧げた男。とかくシンプルに白兵戦がしたかった。
・速く、強く! 我武者羅に駆ける! を考えてはいましたが、シンドローム構成的に行動値は重役出勤になりました。
ミドル
・探索はあんまりできません。異形の歩みでどこにでも侵入できるほか、物質変化で姿かたちを変化させることで潜入を得意としています。うなれ俺の芸術ダイス。
・おおむね感性は普通の子なので、「困っている人間」や「非道を働く人間」に対する感情を理由に共同戦線を張れます。協調性○。
・ただし、自分の矜持がかかった場合はそちらに行動が全振りになるので、仮にパーティメンバーとの利害が相反することになった場合は衝突も辞しません。矜持を折るくらいなら死ぬタイプです。
戦闘
基本の動き
・セットアップ/イニシアチブ
無し
・マイナー
骨の剣
形状変化:剛
・メジャー
コンセントレイト:ハヌマーン
一閃
貪欲なる拳
マシラの如く
ジャイアントグロウス
・オート
無し
・ユニークアイテム
無し
基礎:4dx+2
合計ダイス:5dx8
合計攻撃力:37+2D
ガード値:6
HP消費:-3
範囲(選択)
※1シナリオに1回:マシラのごとく
※1シナリオにLv回:ジャイアントグロウス
クライマックス
・かわりません! 近付いて殴ります。
ロイス
固有ロイス
<Dロイス>《複製体》
<シナリオ>
P感情/N感情
<固定:兄弟>有馬火葦
○友情/隔意
実兄。旧姓を「小花衣火葦」。
取得ロイス:The Dark Side of the Moon
カグラ
The Dark Side of the Moon(月の裏側)
○好意/不安
鐘田那須夫
The Dark Side of the Moon(月の裏側)
○信頼/憐憫
輝井焔
The Dark Side of the Moon(月の裏側)
○連帯感/劣等感
“電人”アーチボルト博士
The Dark Side of the Moon(月の裏側)
○有為/憐憫
“失敗作たち”
The Dark Side of the Moon(月の裏側)
○遺志/恐怖
「三十三人の小花衣ヒサキの死体」、その大部分。正確に言えば、「三十四人目の小花衣ヒサキ」を構成する、それ以外の部品全ての寄せ集め。
アーチボルトの実験によって消費されること三十三周。痛苦と絶望に叩き落された彼に、“脚本家”が手を差し伸べ、唆したことによって造られた「失敗作」。
それは「三十四人目の小花衣ヒサキ」を呑み込めば救われると信じ、執拗に彼を追い続けた。最終的には彼ら四人によって打ち倒される。
「三十四人目の小花衣ヒサキ」は、決めた。
スポットライトに焦がれ、諦めきれず、表情一つ作れない無様な無貌になってなお、のたうちまわった諦めの悪い“自分たち”の遺志を継ぎ。
そうして自分がこそ、世界中の視線を集める、名俳優になると。
……自己満足であること、彼は十分に自覚している。
もし自分が「三十三回目までのいずれか」の自分であったなら、そんな憐憫はクソくらえだと吐き捨てただろう。いいから寄越せと、叫んだに違いない。
でも────そういう形でしか、自分は彼らに報い得ない。
俳優として生き、名優として死ぬ。始まりから終わりまでは、全ては舞台の上。
せめて捨てずに、全てを抱えたまま、最高の演技をすると。
彼は、彼らに誓ったのだ。
HO
The Dark Side of the Moon
★PC①:扉を啓くもの/新生者
ロイス:『"電人"アーチボルト博士』 推奨感情:任意/憎悪〇
カヴァー/ワークス:指定なし/指定なし
経験『記憶喪失』固定
Dロイス指定(推奨):『実験体』『複製体』『変異種』のいずれか
あなたは『実験』の被験者である。
出来損ない。その烙印を刻まれて、見も知らぬ研究施設からあなたは抜け出してきた。
何のためにこの身を捧げたのか、何のために生まれたのか、今となってはそれすら分からず。ただ……この身はアーチボルトの手によって変異させられ、『アーチボルト博士を探す』という目的意識だけはしっかりと頭に焼き付いていた。
その執着が殺意によるものか、義憤によるものか、異なる目的があるのか、それは人となりによって異なるだろう。間違いないのは、アーチボルトという男があなたを作り、それを失敗作として『処分』しようとしたという、厳然たる事実である。
だが、それは叶うことはなくなってしまった。アーチボルトの死という、この上ない喪失によって。
失意のうちにあなたは街はずれを彷徨い、周囲の状況にも気付かずに来るべき場所にやってくる。
FHとギルドの交渉……『ギプノーザ』と呼ばれる何某かの取引現場に、あなたは偶然居合わせるが……
これまでの「彼」と、これからの「彼」
The Dark Side of the Moon
<後日談>
「名俳優」
https://privatter.net/p/7318995
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
フルスクラッチ作成 | 20 | ||||
22 | |||||
The Dark Side of the Moon(月の裏側):クリア報酬 |