UGN日本支部直属 特殊行動部隊《ZETA》の後方支援員。
無限の可能性を孕んだ未来を見つめ続け、自分を見失った男。

「僕が誰か、そんなことを知ったところでもう意味なんてないさ」

──過去には二度と、戻れないのだから。

色の抜けた長めの髪。同じように色の抜けた瞳。
いかにも日に当たっていないというような白い肌をしている。
背は高いものの、かなりの痩せ型。
Tシャツやトレーナー、セーターと季節に合わせたカジュアルめの服にジャケットを羽織るという服装が多い。

かつてSoGによる実験施設で育てられたオーヴァードの少年。
当時の彼は「王」と呼ばれる少年の参謀役として、わずかな間ながら仲間たちと共に“自由”を手にした。

しかし、その後UGNによって保護される中で、異能による副作用が進行。
未来を見るたびに過去の記憶や感情が摩耗していき、「自分が誰だったか」も思い出せなくなっていった。


普段は飄々としていて掴みどころがない。笑っているようで、どこか冷たい。
未来の断片を“予知”するたびに頭痛や感情の喪失を抱える。薬を服用中。
未来しか見えず、過去を喪っている自分への強烈な空虚感を内側に持つ。
ZETAでは分析と戦術指示を担当。「最適解」をよく導くが、時々それを“わざと外す”こともある。
ヴェンデッタとの再会をきっかけに、失ったはずの記憶や感情が少しずつ疼き始める。

主に戦闘指揮／戦術支援（UGN式の即応型作戦官ポジション）
「避けられない未来」を先読みして回避支援を与えたり、行動妨害などのデバフ系もあり
能力発動のたびに脳に負荷がかかるため、薬物依存傾向がありM.I.N.D.から支給されている

RP方針→
一人称→
二人称→
カラーコード:桔梗鼠(#95949a)

作成日 2025年7月30日(96)