容姿・経歴・その他メモ

　地元の高校に通う高校生。父親はおらず、現在は母親と二人で暮らしている。UGNとFHの抗争に巻き込まれた際、UGNが輸送中だった件の遺産を手にしたことがきっかけで、それ以降はUGNのイリーガルとして活動している。
　小さいころは、蒸発した父親の分まで女手一つで育ててくれている母親にこれ以上迷惑を掛けないよう真面目に大人しくしていたが、それが原因でいじめに遭い耐え続けた結果感情が爆発し、相手を殺傷したことで母親に迷惑を掛けたことを今でも後悔している。これらの経験から「度を越えた理不尽」や「家族を蔑ろにする人物」に対する憎悪の感情が異常に強く、戦闘に巻き込まれた際もこれに遺産が反応し持ち主として認めたことで覚醒した。
　基本的に誰に対しても無礼で嫌味な態度をとるが根は真面目で律儀な性格。先述の態度も人を遠ざけるためにやっているだけで強引に距離を詰めてくるようなタイプにはめっぽう弱く、そういう人物たちが持ってくる面倒ごとに大体いつも文句を言いながら付き合ってあげている。
　戦闘スタイルは槍の先に炎を纏わせた接近戦。纏わせた炎の形状を操ってまるで軍旗槍の様に見せることもある。柄でぶん殴ったり、石突から炎を噴射して近づいたり、足場に使ったり、手の届かないとこに伸ばして引っかけたりと扱いはかなり悪い。


・栄光と勝利の槍
　彼の憎悪が勝利への糧となるとして契約を結んだ哀れな槍。こんなはずではなかったと思っていることだろう。槍自体の意識は「何となく感じる」程度の物なのでよくは分からないがきっとそう。

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