容姿・経歴・その他メモ

UGN小佐古支部の天才チルドレン。FHが起こした襲撃事件の最中、彼の両親に託される形で支部のエージェントに拾われた。両親はその時に死亡。拾われた時にはすでにオーヴァードとして覚醒しており、秘密兵器:アーマメントベルトの装甲によって守られていた。もしかしたらこれを狙った事件だったのかもしれない。

過保護な支部長によって大切に育てられてきたが、それに反発するかの如くやんちゃで冒険心が強く、一早くエージェントとして仕事がしたいと喚いている。日曜朝放送の特撮ドラマの変身ヒーローに強い憧れを持っており、実際に同じような力を扱える自分も弱きを救うヒーローになりたいと思っている。事実として戦えるだけの力は持っている、どころか支部内でもトップクラスの実力を持っているはずなのだが、精神的に未熟とみなされているのか訓練ばかりの毎日であり、退屈している。

双司のヒーローになりたいと思う気持ちは自尊心と自己顕示欲ばかりではなく、純粋に人を救いたいという欲求と内に秘めた闘争本能から来るものである。自分のように親を喪って悲しい目にあう子供たちの事や、ジャームやFHによって苦しめられている人たちのことを考えると居ても立っても居られない気持ちになるし、悪い奴らをオーヴァードの力を最大限発揮してカッコよくぶっ飛ばしてカッコつけたい。そんな風に力を使えたらどんなに気持ちいいだろうか、ということを考えて常々ウズウズしている。もしかしたら人を救いたいと思うのは建前で、それを理由に力を使って気持ちよくなりたい、というレネゲイドウィルスの発する衝動に駆られているのが、本来のところかもしれないが…。

ともあれヒーローに憧れ、ヒーローでありたい、世のため人のために何者にも負けない強い自分でありたいというのは、双司の純粋な願いである。良く言えば汚れを知らない純粋な少年だが、実際のところは自分の欲求に素直でわがままで小生意気なガキンチョである。同じ支部のチルドレンたちとも仲良くはしているが、無意識に実力を誇示してしまい、喧嘩に発展することもしばしば。支部長の事は育ての親として尊敬も感謝もしているが任務に出してくれない為、支部長として認めようとしない。名前も髪の毛も半分(髪の毛に至っては半分以下)、子供ばかり面倒を見ていて支部長というより先生とか班長っぽい、そして頑なに自分を任務に出してくれないことを半人前と評して、「半(班)長」と呼んでいる。

純粋なパワーとスピードに任せた連撃で戦う。共に育った相棒でもあるアーマメントベルトの固い装甲と連撃で押し勝ちつつ最大限接近出来たら、とっておきたいとっておき《ライトスピード》による超高速の連撃で一気にぶちのめすスタイル。訓練や模擬戦では負け知らず。天才の名を欲しいままにしているが、天狗になることはない。実戦でなきゃ意味がない、このままでは井の中の蛙で、これ以上強くなれないということを実感しており、それがまた双司の不満と焦りを募らせている。

好きなもの　ヒーロー、アニメ、特撮ドラマ、肉、リンゴ(丸かじり)
嫌いなもの　悪事、悪いやつ、正義感の無いやつ、緑黄色野菜

超余談
性格の元ネタはSONY販売のRPGゲーム「ワイルドアームズ」シリーズ五作品目の主人公ディーン・スターク(CV:下野紘)から。そしてコードネームと名前の字面はディーンの専用武器「ツインフェンリル」をそのまま。二丁拳銃で持ち手の中の弾倉が伸縮する機能があり、伸ばしたそれを逆手持ちの剣やトンファーの要領で振り回して打撃に使うことが出来る特殊な武器。勿論銃としても使える。超カッコいい。下の名前は仮面ライダーカブトの主人公、天道総司(演:水嶋ヒロ)から。該当作品では全ての怪人とライダーに、現実の何千倍もの超高速で戦う事ができる「クロックアップ」という力が備わっている。CGにめちゃくちゃ金を掛けて再現されたクロックアップ中の超高速戦闘の演出は必見。めちゃくちゃカッコいい。

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