登録名：風早小春
コードネーム：疾風怒濤
性別：女
出身：
誕生日：5/1(アイルトン・セナの没日)
身長：152.4cm
体重：39.6kg
血液型：B
所属：UGN
ブリード：ピュアブリード
シンドローム1：ハヌマーン
シンドローム2：―――――
シンドローム3：―――――
特記事項：
イメージカラー：コバルトグリーン/翡翠色
立ち絵メーカー：
立ち絵メーカーURL：
家族構成：父、母
好きなもの：推してる会社のスポドリ、走ること、ねぎま
嫌いもの：炭酸飲料
趣味：ランニング

・戦闘適性：B-
・継戦能力：E
・命令順守：B
・陣頭指揮：C
・社会適性：B
・RC技術：C
・衝動耐性：B
・特異能力：A

「プロジェクトAtoZ」のメンバーの一人。ハヌマーンの加速能力を活かした高速格闘術を使用し戦う。風を操作する力にも長け、周囲の風を操作し肉体の補助を行う事で、戦闘や移動を有利に行っているようだ。特に、靴型のレネゲイド粒子加速コントロール端末によって行う蹴り技を得意とする。

走ることが大好きで、暇さえあれば家を飛び出し町中を走り回って遊んでいた健康優良児。学校でも陸上部に入り、華々しい成績の数々を残すなど、順風満帆な生活を送っていた。このままいけば、果ては世界的に有名な陸上選手となることも夢ではない。そう親からも期待されていた彼女だったが、ここで転機が訪れる。それも、今までの全てを無に帰すような、最悪の転機が。
場所は、県内最大の陸上大会。天気は快晴、体調は万全。歓声も、応援も、何も耳に入らない。今までにないほどの集中力。かつてないほどの絶好調。きっと、今までで最高の走りができる。そう確信した風早は、開幕の合図と共に、いつも通り走り出した。
その瞬間。風早の「走り」に対する軒並みならない探求心と、それによって生まれた常軌を逸する集中力が、彼女の中に眠っていたレネゲイドの力を目覚めさせた。誰よりも速く。何よりも疾く。そんな願いに応えるように、彼女の背を、風が押していく。生みだされるのは、まさしく「神速」と呼んで然るべき疾風怒濤の瞬脚と─────その余波に巻き込まれた、哀れな｜他の走者《ギセイシャ》たち。その瞬間、風早小春は速さの化身───「｜神速の担い手《スピードスター》」へと生まれ変わった。陸上選手として生きる、栄光の夢を犠牲にして。
当時の陸上競技大会の記録は消去。UGNの計らいによって、被害に遭った子供たちも、どうしようもなく不幸な一部を除いて全員一命をとりとめた。しかし、自分の行いに風早は深く絶望。自分に走ることを禁じ、UGNからの監視処分を受けながら日常生活を過ごしていた。彼女の住まう地域で起こった、FHによる集団殺戮事件の日までは。

18歳以下、かつピュアブリードのオーヴァードとして覚醒した少年少女を対象に、体内のレネゲイドを高濃度凝縮、および超活性を引き起こす実験を行い、レネゲイドの純度を高めることで、そのシンドロームの原型に近い形───Dロイスの獲得者をより効果的、かつ効率的に生産するための計画。
初期段階での企画被験体が26名であったことと、「シンドロームに関するあらゆる情報の網羅」が計画のためのプログラムに組み込まれているため、「包括」を意味する「AtoZ」がプロジェクト名として組み込まれている。
また、凝縮したレネゲイドの暴走を抑制し、コントロール能力を高める目的として、一部の例外を除く全メンバーは、それぞれの戦闘スタイルに適した武器やアイテムの形をした制御端末を保有している。これらにより、各メンバーの肉体に埋め込まれた生体リンクと反応し、自由に自身のレネゲイド放出を管理することができるようになっている。

靴型の白兵戦用戦闘兵装「エアライド」を使用。緊急加速による肉体の負荷を軽減する効果と、敵の障害を突破し目的地まで到達するための突破口を作る突風壁を作り出す力を持つ。
生体リンクの位置は脚部。風の流れを表現したかのような紋様が刻み込まれている。