基礎情報

髪色

不詳

瞳の色

不詳

肌の色

不詳

特技

雑務全般、占い

好きなもの

イギリス王国初代国王、イギリス王国、善行

最近の趣味

王子の成長を見守ること

嫌いなもの

国に仇成すもの

苦手なもの

あまりない

能力測定

【物理強度】

普通

【生理耐性】

普通

【戦闘技術】

標準

【戦場機動】

普通

【戦術立案】

優秀

【レネゲイド適正】

卓越

※欠落<普通<標準<優秀<卓越の順で優れている

プロファイル

　イギリス王国宰相。目深にローブを被った全身黒ずくめの人物で、その言動も非常に粗暴かつ悪辣。その正体はかつて古代ブリタニアを恐怖のどん底に叩き落とした悪の魔法使い、骸の風のヴェスタビガその人である。

　性格は極悪非道……に思われがちだが、口調こそ荒っぽいものの発言そのものは至って善良。非常に人道的で正義感も強く、臨機応変な柔軟性もあるためほぼ理想的な宰相と言える。世のため人のために善行を積むのが大好き。

　能力は「呪詛」。厳密には魔法とは全く別な異能で、非常に複雑な工程を経て対象に作用する。退廃的な儀式を経ることで、距離に関係なく直接的に死を与えることができる。対象の運命に干渉しており、“死”以外の運命を全て刈り取ることで結果的に対象は自害する。

　古代ブリタニアの時代より生きる魔法使いで、かつては“骸の風”の二つ名に違わぬ非道の限りを尽くしていたが、後のイギリス王国初代国王に説得され改心。自身の全てを彼と彼の作る国に捧げると誓った。あるときは王城の雑務を担う召使いとして、またあるときは国の脅威を呪い殺す暗殺者として、そして現在は王を補佐する宰相として、あらゆる形で国に仕えてきた。ヴェスタビガはイギリス王国に繁栄をもたらした影の立役者と言っても過言ではない。

　あらゆる形で国に尽くしてきたヴェスタビガだが、彼が忠誠を誓っているのはあくまで初代国王と、国王が建国したイギリス王国に対してのみである。彼はイギリス王国初代国王とある契約を交わしている。それは、この国が腐敗した場合、その内部より腐敗箇所を自死させあるべき姿を取り戻させる、いわば国の自壊装置となる契約だ。もしヴェスタビガの目に適わなければ、どのような相手であれ彼は躊躇なく死をもたらすだろう。彼は骸に吹き晒す荒涼の風、骸の風のヴェスタビガなのだから。

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