【本名】｜驇生 琥實《ちゅうせい こさね》
【コードネーム】｜独裁者《リューグナ―》
【性別】男
【戦闘経験】推定八年
【誕生日】3月23日
【ブリード】トライブリード
【シンドローム】ブラム＝ストーカー/ソラリス
【身長】17６cm
【レネゲイド反応】
侵蝕率：28％。メディカルチェックの結果、感染者に認定。

【物理強度】標準
【戦場機動】普通
【生理的耐性】測定不可
【戦術立案】劣等
【戦闘技術】標準
【レネゲイドコントロール】優秀

マスケット銃に自身の血液で作成した弾丸を込めて対象に向かって撃つ。彼の血液は幻覚を見せたり、思考能力を奪う薬品の成分が濃いため、弾丸に命中した対象の行動力を奪う。
更に自身に覚せい剤のような成分を投与することによって能力を向上させることも出来ることが確認されている。しかしながら、この成分も正常な思考能力を奪う効果もあるようで彼の妄想を加速させることには注意。

FHセル、国家に拾われ、そこでそのFHセルの目標のために幼いころから薬物を摂取させられそこでオーヴァードに覚醒。
自身は選ばれた人間なのだとFHエージェントに教育され、新しい国家の元首になるのだと洗脳されていた。
二年前にUGNがFHセル『国家』を解体した際に、UGNが保護しUGNによって新たに洗脳の上書きに成功し現在はUGNチルドレンとして活動している。

作成者○○市UGNエージェント△△
彼についての資料を作成する前にいくつか補足しておくべき点がある。
彼はFHによって洗脳された被害者であり、養護されるべき未成年なのである。それを念頭に踏まえたうえで資料に臨むように。
まず、彼の住居はUGNによって管理されたアパートの一室である。
彼は私のインタビューに快く応じた。下記はそのときの会話である。

私は彼の部屋の扉をノックすると、すぐに扉が開いた。彼の格好は白いシャツだった。
「琥實君、少し今お時間いいかな」
「俺様になんかようか！もちろんいいぞ！民の声を聞くのは王の役目だからな！」
「ありがとう、では部屋に入っても？」
私がそう聞くと、彼は私が部屋に入れるように扉を大きく開けた。
部屋は1DKの部屋にトイレとシャワールームがついた小さな部屋だった。
部屋の隅にはきちんと畳まれた敷布団と食器が出しっぱなしの小さな机と畳まれた軍服が起かれており、クローゼットは空きっぱなしで中を見るとYシャツなどがハンガーにかけられていた。
彼は私に一脚だけ置いてある椅子をすすめてくれた。
「それで？俺様に何が聞きたいっていうんだ？」
私は少し気を引き締めて
「本当に自分が王だと思っているのか？」
そう聞くと、彼の表情は固まった。そして、頭をガンガン、と壁に打ち付け始めた。
私はそれを止めるでもなく、見ていてしばらくするとその行動は止まった。
「...俺様もよくわからないんだ、昔からお前は王になるって言われたけど、いつになっても国家はできないし、俺様も作れていないんだ。でも夢に見る。王になれって、昔の人たちがいう夢を」
「でも俺様は別になりたいものがある、気がする。それはなにかわからないけど」

権限不足

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権限不足

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