容姿・経歴・その他メモ

オリンピックへの出場を確実視されたほどの元ライフル競技選手。
網膜剥離により夢を絶たれ絶望していた折、闇医者に騙され全財産まで喪い多額の借金を負う。
闇医者が自分を嵌めたことが明らかになったとき、オーヴァードに覚醒し、モルフェウスシンドロームの発現により弾が入っていないはずの競技用ライフルから実弾を放ち、衝動的に相手を撃ち殺した。

噂を聞きつけたFHに勧誘され、人体実験と引き換えに失明は免れたものの、レネゲイドウィルスの修復力を以てしても回復しきらないほどの近視となり、接射しないとほとんど銃弾が当たらない。
表向きは涙の引退式を演じ、FHが武器や兵器を流通させる際にダミー会社として運用している『スポーツ用品店』のひとつを経営している。

「"あれ"は人を騙し私腹を肥やす屑だったが、正味、わざわざ殺す意味はなかった。
　『騙されていなければ眼が治っていた』のなら話は別だが、俺の眼が治らないことと、俺が金を騙し取られたことに関係はないからだ。
　だが俺は奴を撃った。その時気づいたんだ。ああ、人は、意味もなく人を殺せるんだって――」

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