幼い頃から実験三昧で教育もへったくれも無いので情緒が著しく幼い。飼い主に拾われてからの数年間でひと通りの訓練を受けて5〜6歳程度の語彙とコミュニケーション能力を得たものの、行動の大部分は「快/不快」→「好き/嫌い」→「殺していい/殺しちゃダメ」の段階を経て決定される。漢字は読めず、平仮名もたまに読み間違える。唯一「ア」「ル」「ミ」は正確に読める。

典型的な子供舌で果物やお菓子など甘いものが好き。一方でたまに生肉や腐りかけの食品をかじったりしている。実験の一環でアレとかソレとか食わされていた名残だが、どっちも美味しいらしい。キュマイラ故かその生い立ち故か消化器官が頑丈で、何をどれだけ食べても下さない。
また、小柄なくせして成人男性2人前程度は平気で平らげる大食らいでもある。
やることが無ければ施設内で寝るか飯か訓練、或いは覚えた言葉を変な節に乗せて歌いながら時間を潰す。

遺産と呼ばれたEXジャームの骨格は頭部に移植されて額に手のひら大のコブが出来た。普段は帽子を被って隠しているが、アルミの戦意に反応して巨大な黒い角に変形し、頭頂部を甲殻のようなもので覆う。角はアルミの意志に呼応してある程度変形するため、深く突き刺さってもあっさり引き抜く事が可能。
髪は普段は真っ黒だが、《攻性変色》の影響により戦闘中は黄色に変色する。戦闘スタイル故致し方ないのだが、常に相手の返り血を頭から被っているため戦闘中のアルミは飼い主から「オムライス」呼ばわりされている。
戦闘後は暴走の反動で少しの間ふにゅふにゅしている。