容姿・経歴・その他メモ

【本人の概要】
握多 まとい
支部長を務める平凡な男性。
関西生まれ、関西育ちというわけではないが、神戸で生活していた期間があるため温和で中途半端なエセ関西弁を話す人。
標準語と混じっているので印象としては強くない。
力に目覚めてから振り回されがちな人生をおくっているものの、自分なりに頑張ろうと日々を全力で生きている。
自分を叱咤激励する意味でも、明るい人間として振る舞おうとしている。


好きなもの、こと、人：石動和人　同僚たち　あまじょっぱいもの　ツーリング

苦手なもの、こと、人：父親　犬をはじめとした動物（無意識に苦手だと思っている）　力加減の調整



【経歴】
13歳までの記憶はふわふわしている。
とりたてて変わったことはないように記憶しているので、単に記憶力がないだけだと思っている。
13歳になった時に母親は亡くなった、と父親に知らされた。
自分はショックすぎて体調を崩し、葬式に参加できなかった、とも説明されている。
その後は男手ひとつで育てられており、父親に深い家族愛を抱いているが……。


18歳、高校の卒業式からの帰り道にフードを被った人物とすれ違う。
彼女（?）に肩を掴まれて顔を覗かれた際、謎の破壊衝動にかられた。
それから自分がどうしたか曖昧だが、力に目覚めたのはその翌日から。
まといとしては、彼女に強い繋がりを感じており、「もしかして、亡くなったと言われている母親は彼女だったのでは?」「父親は嘘をついているんじゃないか?」と疑いを持っている。
そもそも母親まわりのことになると父親から何か言いくるめられている気がするので、今まで築いてきた彼への家族愛、絆が揺らぎ始めていた。
彼へ向けていた感情をごまかすように、補強するように、周囲の同じような条件の人間（恩師、上司、同僚等）に好意を無意識に寄せがちである。
特に、UGNに所属してから右も左もわからなかった自分の面倒をよく見てくれた石動には大きな愛情を抱いており、彼への想いは「最後の失恋」として捉えているとか。
想いは伝えていないので自己完結である。


支部長に就任したのは本当に最近。
周りについていくために必死でわたわた働いて戦い続けていたら、なんかいつの間に支部長になっていた。
とてもお腹が痛い。
支部長という職は自分には向いていない、自分よりも相応しい人間がたくさんいるのに……と思っている。
それでも精一杯仕事をこなす。
同僚たちに支えられながら、彼にできることを全うしている。


【戦闘スタイル】
戦闘スタイルはゴリゴリの力こそパワー型。
雷をまとった大型犬、なんて印象。
あの日引き出された破壊衝動は、今もまといの中で暴れようと隙を窺っている（という感覚らしい）。
「犬返し喰らい」（リヴァーサル）の命名は石動と2人で考えたもの。
「犬返し」（いぬがえし）は「犬も通れないような断崖となっている難所」を意味する。
そのような、山歩きを得意とする犬さえ引き返す難所をぶち破って破壊して突破していく＝喰らい尽くす獣を意味するため表記は「犬返し喰らい」である。
読みの「リヴァーサル」は逆転を意味している。
とにかく彼の破壊・なぎ倒し・食いちぎり等の戦法にふさわしい名前を……と考えた結果。
「犬返し喰らい」＝力にものを言わせる逆転＝リヴァーサルという感じ。
まとい自身犬は苦手なので、この力をちょっとフクザツに感じているとか。
強いならまあいいか……と思っている節もある。
毛並みもいいので、同僚たちのアニマルセラピー枠にもなっている、不服。


【名前の由来】
握多（あくた）→灰の類語、関連語、連想する語にある「あくた」より。また、支部長として多くの命を守らなければならない、握っていることから「握多」。

まとい→「纏う」から。苗字と合わせて「灰を纏う」＝「シンデレラ」という意味。ある日突然生活が一変したことがシンデレラを思わせるので。また、「囮役」「的」になることが多いので、まと→「まとい」。

セッション履歴