プロファイル

高砂 古鐘(たかさご-こがね)

　イメージCV 沢城みゆき

髪の色

枯葉/白

目の色

灰色

肌の色

肌色

誕生日

1月17日

外見年齢

27前後

登録種別

非常勤・UGNイリーガル

個人資料1

有力な投資家として活動している女性。
オーヴァード・非オーヴァード問わずN市内の子供たちを対象とした施策に惜しみなく援助し続けており、我々の計画にも任務・資金援助の双方で助力をいただいている。
相変わらず他人を揶揄うかのような言動ではあるが、UGNに対して好意的な姿勢は崩していない。引き続きUGNとそのイリーガルエージェントとして、よい関係性を築けている。
普段は後方支援に従事している彼女だが、渡守支部長の捜索にあたって、短～中期の協力要請をかけたところ快諾してくれた。
今回は急遽として前線に立つことになったために、副支部長の命によりごく短時間の自衛程度の戦闘訓練およびテストを実施。
結果は一発合格、満点だった。
　

個人資料2

普段の戦闘スタイルや人柄、シンドロームから、攻勢に転じた場合の立ち回りはある程度想像できるものだったとはいえ、古鐘の戦い方は我々の想定のやや斜め上を行っていた。
宿主優位の共生型レネゲイドビーイングにしては珍しいことに、「まるでなにかの弁が外れたかのように」高侵蝕値時に近い精神状態で力を振るって見せたのだ。
遠慮なく獲物を潰し、捻り、焼き溶かす様子は、いつもの彼女を知るものならば背筋に薄ら寒さすら覚えるかもしれない。
訓練を終え、テストを乗り越えた彼女は帰り際、教官に悪戯っぽく笑いかけてこう話したという。

「私に"お願い"しておいて、いざ向かおうとしたら引き留めるなんて。本当にかわいい配下ね、あなたたち」
「対価が得られるか定かじゃない約束はあまり好きじゃないの。契約にすらならないじゃない？　だから確約はできないけれど……ふふ、ひとつ"貸し"にしてあげる。安心して、必ず返してもらうわ」
　　　

個人資料3

根っからの支援担当である彼女が戦闘もこなせたことに担当教官はひどく驚いたものの、戦力としては文句なしとして送り出した。
しかし、まだいくらかの疑問は残る。
　
まず一つ目の疑問として、訓練記録を解析した結果、挙動が明確に普段の彼女から乖離し始めてからの立ち回りには一定の規則性があったのだ。
いかに手練のエージェントの動きを日頃から見ていたとはいえ、全く違う動きを要求される中で規則性をもって行動することは難しい。我々の預かり知らぬところで戦闘経験があったとでもいうのだろうか。
　

「彼女、本当に後方支援しかやったことないんですよね？
躊躇とか力加減に迷いとか、一切ないんですよ。
レネゲイドのコントロールに長けてるって言われたらそれまでだけど、
ちょっと信じられないな。」
──訓練を担当した教育部の教官エージェント

個人資料4

そして二つ目として、彼女自身が保有するレネゲイド量の推移がある。
戦闘訓練前後のバイタルデータを確認すると、侵蝕率の高低に関わらず戦闘後のデータの方がレネゲイドの濃度が高い数値を叩き出しているのである。
　
これについては医療部が引き続き調査を行っているが、おおむねどのオーヴァードも侵蝕率が下がれば数値は落ち着くというのが通説で、このように体内にレネゲイドが蓄積され続けることは極めてまれな事例である。
これらの背景を鑑み、総務部長は医療部からの進言通り定期精密検査の回数を増やすよう通達した。

　

PL補足

こちらのイメージソングは「シビュラ」(wotaku)。
名前の由来は「砂上の楼閣」と「祇園精舎の鐘の声」、コードネームの読みの由来は「偶然」を表すイタリア語から。
この単語は幸運を司る、ある宝石の名前の由来にもなっている。
姉がいるが、姉妹仲は冷え切っている。名前は二人合わせると平家物語の一節になる。

「覚醒:犠牲」とあるが、能力に目覚めたのは夫の家庭内暴力で瀕死になってから。
オリジナルの古鐘の意識が弱まった時に生まれつき寄生していたRBが表層に浮上してきたため意識が融合し、それと同時にRBが持っていた3つのシンドロームも活性化し、今の「高砂古鐘」となった。

履歴

セッション履歴