キャラクター概要

　警視庁刑事部捜査第一課に所属する刑事。階級は警部補。京都出身で、時折関西弁が目立つ。公安部の｜根津《ネヅ》｜来夏《ライカ》とは過去に重大な任務を共にしたことがあり、今は時々旅行に行くほどの仲となった。最近できた趣味はスイーツ巡り。根津来夏が連れてきたレネゲイドビーイングとのスイーツ食べ歩きの旅に始まり、最近は自分からも食べに行くようになった。最推しは地元名産の八ツ橋。
　オーヴァードに覚醒してからは、レネゲイド関連の犯罪事件の捜査も行うようになった。FH と交戦することも暫しあり、特に｜春日《カスガ》｜恭二《キョウジ》からは何かと因縁をつけられている。26 歳という若さで警部補にまで昇進するだけに優秀であり、これまでに数々の難事件を解決してきた。だが、過去にターゲットとしていたテロリスト｜右崎《ウザキ》｜隆二《リュウジ》はいまだ逮捕することができていない。己の使命と名誉を懸けて、彼からの宣戦布告を受けることになる。
※ ただし、オーヴァードに覚醒したのは警部補に昇進した後。

性格・考え方

　関西出身にあまり似つかわしくない冷静沈着で真面目な性格。与えられた仕事はきっちりこなす方で、上層部からの信頼は厚い。勉強家なところがあり、元々文系を専攻していた中、最近は｜相方《根津来夏》の勧めで薬学に興味を持ち始めた。周囲からは努力家とみられることが多いが、何かを努力することを苦に感じないだけで不毛な努力は好まない。その一方で少し凝り性なところがあり、余程興味を持ったものに関しては自分が納得するまで極める節がある。実際、覚醒してからというもの、自分の能力の限界に挑もうと日々画策している。
　人生観に関してはそこそこの楽観主義者。罰当たりなことさえしなければ人生どうとでもなると考えている。保安官としてもできるだけ遵法はするが、全て法律はこの世の正しさを物語っているとは限らないと考えている。法律よりも寧ろ道徳を優先する節があり、それが自身の道徳に反すると判断すれば法を裏切ることすらままある。

戦闘スタイル

　風を使ったシンプルな射撃スタイル。弾の入っていないニューナンブ M60 の引鉄を引き、空砲を発射することで攻撃する。弾丸に実体はなく認識もできないが、一般的に市場に出回っている拳銃ほどの威力は出る。それだけではオーヴァードとしては物足りないが、特筆すべき点はその手数。一回の攻撃は小さくとも、何十何百と連続で繰り出せば莫大なパワーとなる。高速で連続行動をする、速度を攻撃力に変える、体力が尽きてもなお絶えず引鉄を引き続けるといった多彩な切り札も併せ持つ。これこそ速度の限界を極めた草薙敦だからこそできる芸当。寸分の隙すら作らぬその攻撃は、他の追随を許さないかもしれない。

根津来夏について

　過去に CoC のとあるタッグシナリオにて草薙敦の相方として同行したキャラクター。スピンオフとして別の DX3rd のシナリオにも登場した。ワークスは公安 (刑事ベース)、シンドロームはブラックドッグ×ノイマンのクロスブリード。

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