容姿・経歴・その他メモ

背景

善も悪も、生も死も超えたところを淡々と歩き、幸も不幸も無い。喜びも悲しみも無い存在に出会った
赤と黒が私を切り裂き、視界を埋め尽くし、天と地が私を嬲り、私は黒く染まってしまった
どこから始まってどこで終わるのか。いいや、私は初めから歩んではいないのだ。
　　　　　ただ、世界が回っていた。私の知らない所で世界だけが
哀しいこと等何もない、平穏を歩むはずだった私にさよならを言った。歩みを進めるために
　　　　　　　　　　　　　――――――――――――Ⅸ番目之仮面(マスカモナド)空を見上げ過去を思い出し

経歴

ヒーローもオーヴァードも何一つ関わりがない平凡な家庭に生まれ育つ。そして両親がふと目を離し、元気の良かった少女は走り回り
――――――――――――そしてヴィランに攫われた。ただそれだけの話、よくある不幸の一幕である。
"教団”と呼ばれるヴィランの集団に攫われて何年か、彼女は蟲毒の中で生きあがく、攫われた同じ境遇の命をいくつも積んで、積んで、積み重ねた犠牲の末に朦朧とした意識の中、虚無のようなナニカに触れ、覚醒した。擦り切れたように黒く染まった彼女はヴィランとして鉄砲玉としてあるいは生体部品として、周りに合わせ張り付けた笑顔に"喜んで”と返事を共に仮面をかぶりヴィランとして生きる。―――――――己を殺し自己防衛のように殻に閉じこもりながら、心のどこかでは助けてほしいと願いながら。
転機は所属していた場所が壊滅したとき、ヒーローに救われ、己の名前も過去も思い出せない彼女に兄妹にと差し出された手を握った時、行き場もなく、多くの手を血で染めた彼女は救われ受け入れられてヒーローとして生まれ変わった

性格

周りが望んだいい子を演じることに慣れきってしまった、眠たがりで愛情を素直に受け入れれない少女。
根はいい子で変わらないように見えるが環境に合わせて笑顔と共に演じるので、割と不安定。
本来自身は討たれても仕方ない存在だという自覚があるため本音は非常に自罰的であり、ヴィラン時代がこころの傷となっている
真っすぐな愛情に弱くて受けると割とまごつく、またヴィラン時代はほぼ不眠不休で使われていたためにその反動か、非常に眠たがりで唐突に寝入ることもある。自身を受け入れ引き取ってくれた義兄である狼菲のことは好意的（家族として）に思っている。兄馬鹿的な部分は割と鬱陶しがるが素直に受け入れられないだけで本音では割と嬉しかったりする。名前を忘れているため兄妹である、狼菲の苗字を借りている。下の名前は語感で決めたとのこと

ヒーロー

救出されてしばし立ってから、ヒーローになったためかまだまだ新米である。
しかしながら、ヴィラン時代の悪名があるためか怖がられたり、良くない噂が広まったりと先行き不安な部分が多い
本人は仕方ないよねっと受け入れてはいる。

虚無

その名の通り、虚無であり虚空であるよくわかんないやつ。椛恋の覚醒のきっかけであり、頭痛の種。

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