キャラクター

温厚で穏やかな雰囲気を持つ女性。
表向きはピラティスのインストラクターとして働き、生徒たちには丁寧で気さくに接する。
しかし、その内側には研ぎ澄まされた戦士の意識が眠っている。戦場に立てば、彼女は獣のように俊敏に動き、契約した聖剣を振るい、敵を切り伏せる。

彼女は理性と本能の間に揺れる存在だ。
普段は理性的であり、仲間や一般人にも優しく接するが、一度戦闘になれば、その獣性が垣間見える。
暴走すれば「殺戮の衝動」に取り憑かれ、敵を屠ること以外考えられなくなる。しかし、それを自分自身で恐れ、決してその境界線を越えないよう自制している。

また、彼女は一般人と関わることを避けず、「普通の生活」を大切にしている。
その陰には、自分が超能力者であることを知ってなお、変わらず接してくれる幼馴染──かつて彼女を助けてくれた存在──には特別な感情を抱いている。彼の前では、戦士でもエージェントでもなく、「ただの自分」でいられるのだ。

経歴

一般的に言えば恵まれた家庭で育った。両親は優しく、何不自由なく育てられた。
幼少期から運動神経が良く、特に剣術においては天賦の才を持っていた。
小さい頃から剣道を学び、試合に出ればほぼ無敗。
その姿は「天才」と称されていたが、本人はそれをあまり誇ることもなかった。ただ「楽しいからやっている」だけだった。

しかし、ある日対戦相手の目を見た瞬間、彼女の中で“異質な感覚”が芽生えた。
剣を振るうたびに、身体が異様に軽くなり、動きが獣のように鋭くなる。
勝利するごとに、胸の奥で言い知れぬ高揚感が湧き上がる。そして──ある試合の最中、彼女は一瞬「相手を殺したい」と思ってしまった。

それは理性では制御できない本能的な衝動だった。
戦えば戦うほどその衝動は強くなり、彼女は試合を避けるようになった。そして、そんな彼女をスカウトしたのがUGNだった。

彼女はUGNのエージェントとして活動しながら、自分の力をコントロールする術を学んだ。
その中で「聖剣」と呼ばれる貴重な遺産と出会う。彼女は聖剣に刻まれた「殺戮を止める力」を求め、聖剣と契約し、その力を手にした。
聖剣の力は強大で、そして戦いの狂気に呑まれそうになると体が動かなくなる。それは、彼女の持つ殺戮衝動を抑制し、暴走をコントロールするものだった。

UGNエージェントとしての活動を続ける中で、彼女は黒須左京と出会う。
彼は優れた才能を持ち、彼女は剣術を教えた。左京は彼女を慕い、彼女もまた左京に期待していた。
だが、左京は突然FHへと寝返った。彼女にはその理由が分からなかった。
左京が何を考え、何を望んでFHを選んだのか。UGNの理念に共鳴していたはずの彼が、なぜ裏切ったのか──。

その問いは、今も彼女の胸の中で答えのないまま燻っている。もし再び彼と剣を交えることになれば、自分はどうするのか。

そんな葛藤を抱えながら、彼女は今もUGNエージェントとして戦い続ける。
そして、日常という平穏を守るために、戦士ではなく「ただの人間」としていられる時間を大切にしようとする。

だが、それがいつまで続くのかは、彼女にも分からない。

レギュレーション

・初期作成+イージーエフェクト用4点
・採用可能〔1+2+上級+LM+EA+PE+IC+UG+RU+HR+RW+CE+BC+CRC+NC+IA+UA〕
・使用サプリ〔1+2+上級+LM+EA+CE+IA+UA〕
・PC間ロイス PC1→PC2→PC3→PC1

・その他特記あれば
・ミストルティン使用不可

戦闘データ

たたかいかた

エクスカリバーするだけ
80越えると強くなる
暴走したら眼鏡使う

セッション履歴