容姿・経歴・その他メモ

コンストラクトでのキャラシ作成を布教するゼノスエージェント。
コンストラクト、及びコンセントレイトのレネビと間違えられることがある。

時はダブクロ戦国時代、能力値に経験点を振ること渋った戦国TRPG武将たち。彼らは３０（＋２０）（＋１０）点の経験点と引き換えに、様々な悪徳コンボを、限りある経験点の中で実現させてきた。
しかし、戦乱の世に、新たな勢力が台頭した。
彼らの名は「固定値教」。
かの名雄、オダ・ノブナガの手を煩わせ（たのは別の宗教）、のちにトヨトミ・ヒデヨシ、トクガワ・イエヤスによって禁じられることとなる。「イエス・（端数）キリステ」によって生み出された、諸外ＴＲＰＧに強い影響力を持つ、由緒ある宗教勢力である。
彼らに布教されたものたちの影響力はすさまじく、禁止されてなお地下で存続し、「Ａ（ああ）Ｍ（まさしく）Ｋ（こていちの）Ｓ（すばらしさを）知ろうの乱」によって表面化した。
彼らとの戦いの記憶は、当事者たちの血脈に歴史として受け継がれていき、ついに今世、その男は誕生した。

男は和マンチの家系である「コスト一族」に生まれた。彼らは財産管理で生計を立て、そのスキルを用いたえげつないキャラシを作成することに定評のある大家であった。……そして、クランはそのどちらの分野においても、歴代で最上に近い能力を持っていたのである。
一族きっての才能と、遥かなる歴史（＝起源種）をその血に宿した彼は、生の現実と向き合うこととなる……。
フルスクラッチの台頭により、次々と生まれてくる総能力値９のキャラシと、切り捨てられていくコンセントレイトたち……。

「今の世を……どげんかせんといかん！」

そう思い立った彼はオーヴァードに覚醒。ゼノスのエージェントとして「コンセントレイトがあるとこんなに違うんだよ？」と相手の構成いかんに関わらず、ゼノスの新人に布教（バフ）して回っている。
彼の全力のバフには、「コンセントレイト持ちが、従来のバフ型にバフされるとこうなるんだよ？」という万感の思いが込められている。そんなにいらない。
ちなみに、なぜゼノスなのかというと、「オリジン：」系統のエフェクトで判定の固定値を上げるのが、レネゲイドビーイングの間で流行っているからである。しかたないね。

しかし、彼は気づいていない……。
自らの存在が、若者のコンセ離れの一因となっているということに……。
そして、あえて気づこうとしていない……。
フルスクラッチの恩恵を一番受けているのは、自身と同じバフ型であるということに……！

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