家族構成…父、母、妹
一人称…アタシ
性格…ROCK最優先
趣味…歌唱、演奏、音楽鑑賞、舞台演出、ピック集め
好きなもの…ROCK、ギター、アクセサリー、B級映画
嫌いなもの…不快な音

奏が18歳のときに結成したメンバーが全員女性オーヴァードのロックバンド。
結成当初はyoutubeでの動画投稿がメインだったが、メディア関係者が『QUEEN'S』に注目し深夜の音楽番組での新人発掘コーナーに出演した際に、爆発的な人気を獲得してメジャーデビューを果たしている。その後、全国ツアーとワールドツアーを行うまで人気は上がり続けており、多少音楽に興味がある人なら知っている程度には認知されている。
『QUEEN'S』の曲の作詞と作曲は奏が担当しており、代表作となっているのは『Hello Rock』。
[シナリオ:ダイナソーハザード]のセッション中に『ドレッドデッドダイナソー』という恐竜テーマの曲を作った。このシナリオのEDでの約束通り、サメ好きな友達の深水七緒のためにサメがテーマの『メガロドンパレード』を作っている。

17歳の時に覚醒し、UGNより先にFHが最初に接触してきたため流れでFHへと加入した。FHの教育施設でレネゲイドの扱いなどを教えられてはいたが、ROCKを奏でること以外に一切興味を示さなかったため、よく分かっていない状態のままオーヴァード達の戦場でROCKを歌い続けた。聴いた者が彼女のROCKを受け入れた場合、敵味方関係なく強力なレネゲイドの増強作用を引き起こしていたため、多くのFHエージェントたちが注意してきたが「うるせぇ！！これ以上アタシの生き様に文句言うなら、ROCKで殺すぞ！！！」と鬼のような形相で言い返され、いつしか誰も注意しなくなった。
彼女の己が道を絶対に譲らず突き進み、ROCKで戦場を支配する姿から“QUEEN ROCK”というコードネームで呼ばれるようになった。
奏本人は自身のコードネームを気に入っており、後のバンド名にも繋がってくる。

FHが行った中枢評議会議員テレーズ・ブルムの誘拐作戦のメンバーの１人が奏で、テレーズを他メンバーが誘拐したあとに拠点へと向かう車内で初めてテレーズと出会った。彼女の監視役だった奏は、明らかに小学生くらいの子供だったテレーズがUGNの中枢評議会議員であることが信じられず、車内でテレーズに対して色々と質問をして時間を潰していた。そこでのテレーズとの会話から、彼女の生き方の素晴らしさとFHという組織への正しい知識を知ることができ、FHを裏切ってUGNへ入ることを決意した。
自分の進むべき道を定めたあと、奏は文字通り“ROCKで他誘拐作戦メンバーブッ倒した”。そして、テレーズをUGNへと引き渡してから、彼女からの推薦もあってUGNエージェントとして活動することになった。
奏はテレーズのことをかなり気に入っており、家族のように愛している。そのため、どうにかしてテレーズを自身のロックバンドに引き入れられないか悩み続けている。