容姿・経歴・その他メモ

顔面の圧と声量。王子様のようなドレスのようなハイブリットステージ衣装に身を包む見た目だけなら初対面のインパクトはまず負けない。記憶にこびりついて夢に出る。何者だと聞かれたらこう答える。

「完全無欠の存在。みんなの生きる｜希望《意味》。そう、人呼んでマスターアイドルだよ」

この名乗りの後、マネージャーからマスターインパクトだと訂正が入るのが定型である。

シンギュラリティホールの公式HP情報

★ 完全無欠の看板モデル

　名前：阿利乃比布岐　成世
　C　N：マスターインパクト
　一人称：ボク
　二人称：キミ
　好きなもの：ファンのみんな
　きらいなもの：特になし

★ 能力

　ハヌマーンのエフェクトによって発生させた風や振動に、ソラリスのエフェクトで生成した物質を相手に届かせ行動を奪う。ハヌマーンとソラリスの発症者の中でもかなり典型的なスタイルである。
　その中でも成世が特に秀でていたのは、自身のエフェクトの効果が対象に届けば”必ず自分に｜目《注意》を向けさせる”ことであった。
　これは対象がどんな状況であろうとも関わりなく作用する。
　戦闘中だろうが、安眠中だろうが、果ては今にも他者の刃が喉元に迫っていようがだ。
　絶対に目をそらすことができない。この能力の補助によって成世はオーヴァードとしても、アイドルとしてものし上がってきた。

「もちろん、見てもらった後は自分の実力で惹き止めないといけないとだけどね！」　

陣営：FH

　見た限りはちょっとネジは外れているが善人。好んで悪事を働くようなこともなく、抵抗すら見せる時もある。
　そんな成世がUGNではなくFHに身を置く理由は極めて単純。
　「UGNのマネジメントは不満」　これに尽きる。
　UGNの指針と成世の理想は似ているようで非なる。
　成世は確かに平和を望んでいるが、それは【成世という唯一存在の元に統治される平和】である。
　やってることは世界征服である。
　全人類が「ナルセ様おはようございます！」の礼拝から一日が始まり、「ナルセ様のファンとして恥じることはできない！」と争いをやめ、慈悲と礼節に順じ「ナルセ様おやすみなさい！」と眠りにつくことが成世の世界平和である。
　そう、お察しだと思われるが、成世は悪事は好まないが自身が悪事だと思ってない場合は率先してやるのである。
　悪事を悪事と思っていない。全ては｜人類《ファン》の為に自身ができる施しなのだ。

「UGNには未だ会えないファンの不満がいっぱいだ。早く何とかしてあげたいんだよね」

マスター足る所以

　”マスターインパクト”が成世に与えられた今のコードネームである。
　インパクトが差す言葉は複数あるが、一説ではハヌマーンのエフェクトによって放たれる強力な衝撃波が所以だとも。
　また一説では、一度会ったら最後忘れることができない強烈な印象によるキャラが所以だとも。
　真偽は定かではない。

FHセル”シンギュラリティホール”。

　表向きは音響関連の整備や研究をしている一般的な企業だ。成世はその企業の看板モデルとして一般的には知られている。
　FHセルとしての活動内容も大きくは変わらない。
　主な研究内容は、音の拡散にレネゲイドをのせることによる広範囲へのレネゲイドウィルスの散布方法の模索。生体に影響を及ぼす周波数による効率的かつ確実な覚醒を促す為のプロセスを構築している。案外ちゃんとしてる。
　ざっくりと”音”と”振動”が人体に与える影響は研究範囲内である。
　そういった系列の遺産や、まだ未解析の遺産やEXアイテムも保有しており実は結構真面目な研究セルなのである。
　

セッション履歴