容姿・経歴・その他メモ

概要

ゼノスに所属する幼げな容姿のレネゲイドビーイング。
完全に人間を模したオリジン：ヒューマン。未だ性徴が薄いのもあって中性的。
誕生して然程時間が経っておらず、まだまだ子供。

｜改竄《・・》の影響を受けた、グレイプニルシンドロームの発症者。
その眼には、非人間的な｜虹彩《虹色》が輝いている。

戦闘に於いては氷で造られた鎖を魔眼によって操る。
慣性無視・重力自在。そして喰らい付いた氷の顎は周囲の熱を奪い、焼け付くような炎を発する。

人物詳細

人型の、幼いレネゲイドビーイング。
外見年齢は10歳程。まだまだ子供なので、好奇心旺盛。
気質としては大人しい方で、引っ込み思案・内気という程ではないにせよやや控えめ。
身体を動かすのは嫌いではないが、どちらかというと部屋で本を読んだり何かを作ったりしている方が好き。
聞き分けの良い、素直な良い子。

色素の薄い髪色。色素の薄い肌。
幼げな、色白の美少年─────といった姿形をしているが、しかしそれで収められない奇異が其処に在る。
煌きながら｜色調の変わる《グラデーションする》毛先。口を開くと見える青い粘膜。
その瞳色は比喩でなく虹色に瞬いており、その異形の容姿で愛らしく微笑む姿は、人の理性と常識を冒すインベイダー。


その出自は、ゼノスが研究している"人造レネゲイドビーイング"。
レネゲイドビーイングという種はレネゲイド拡散、そして面影島事件という二つの契機を経て大きく躍進した。
しかしレネゲイドが真に"種"としてその存在を確立するのであれば、一つ、必ず乗り越えるべき命題がある。
繁殖である。

レネゲイドビーイングは、｜新たなレネゲイドビーイングを育まねばならない《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》。
それは、ただ自己の分体を作るのとは根本的に異なる。
生命が生命を産み、育む。その営みが自然に為されるようになったその時、レネゲイドビーイングは生命種としてその存在を確立する。
ミソラはその研究過程で生み出された“｜人工精霊《アーティフィシャル》”の中の一体である。

ミソラは、ゼノスイリーガルの青峰ミユキによって見守られながら生育した。
誕生当初は人間の赤ん坊と然程変わらない姿であったのだが、その成長は非常に早く、一年で十歳程の体格にまで育っている。
この頃のミソラは普通の人間に混じっても違和感のない容姿をしていた（髪や瞳の色は黒く、ミユキとお揃いだと喜んでいた）。
ただ、そんな平和な時間はAdレネゲイドによるゼノス襲撃によって崩壊する。
ミソラはグレイプニルによる"改竄"を受け、その容姿も大きく変わってしまった。
プランナーやミストルティンに覚醒したミユキらによって助けられた際、辛うじて理性は残っていたものの、変質したエフェクトを制御できず、隔離封印されることとなる。

その後は冷凍処置も検討されたものの、後に“｜侵蝕技術的特異点《シンギュラリティ》”によって日常に引き戻すことに成功。
体内で生来のシンドロームとグレイプニルを奇跡的なバランスで調和させることでその存在を安定させるに至った。
それは危うい均衡ではあるものの、対シャルヴ戦力としての有用さから特殊チームに組み込まれることとなる。

人間関係

"フェンリルバイト"青峰ミユキ

ミユキ。母であり、姉であり、だいじなひと。
誕生後のミソラの面倒を主だって見てくれた相手であり、名前もまた彼女によって付けられている。
全幅の信頼を向けているが、彼女はミソラの今の姿に痛みを覚えている。

永石絆

キズナちゃん。おともだち。
数度引き合わされたことのあるレネゲイドビーイング。
ミソラの方が生まれは遅いのだが、背丈はすっかり追い抜いてしまった。

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