容姿・経歴・その他メモ

十数年前、狩真は有望なUGNエージェントだった。
己の肉体に宿ったキュマイラの力を存分に振るう肉弾戦を得意としていた。
しかし、暴走し、その力で大事な人を傷つけてしまう。
暴走が解けてからそのことを恥じた狩真は自らの目を閉じた。
それからしばらく山奥へと籠り、精神を鍛える修行を行うことになる。

機転となったのは近年になり突如として覚醒したトライブリード・ノイマンの力。
精神修行の一環として狩真は剣術を習得していた。
視覚を失っても生きていけるよう周囲の空間を把握する術も手に入れる。

そんな生活を送っていたある日、一人のUGNエージェントが狩真のもとを訪ねてきた。

あなたの力で、人の道から外れてしまった者を正してほしい・・・と。

どこで聞きつけたもんか。
しかし、これもまた天命か。
「仕方ありやせんね。その申し入れを受け入れやしょう」
「しかし、あっしは見ての通り目が見えやせん」
「あっしの代わりに世界を見てくれるもんを一人、それと使いやすい武器を頂戴したい」
「人道から外れた悪鬼を狩る者、あっしの呼び名はさしずめキリングオーガといったところでございやしょうか」

十数年過ごした山を、杖を片手に降りる。
向かうは悪鬼羅刹が跋扈する人界。
果たして、今の自分に何が出来るのか。
目の見えぬ自分に、悪を見分けることが出来るのか。

「何はともあれ、まずは会ってみるとしやしょう。あっしと一緒に首取りをしてくれるわけぇもんに」

因みに趣味は麻雀。
盲目の打ち手として裏社会で名前を挙げており、代打ちを務めることもしばしば。
稼いだ金は子供たちに寄付している。

「きたねぇ金ではございやすが、それでもお天道様のおひざ元を駆けまわる子供たちの助けとなるなら、喜んでお渡ししやしょう」
「子供たちの笑い声は、何物にも代えがたい宝に違いありやせん」

武装：テンタクルブレイド
UGNにて極秘裏に作成された武装。背中よりアームブレイドを装備した触手型のユニット3本を自在に操る。
仕込み刀：アームブレイドを改造した一品。通常時は歩行補助の杖として使用。

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