「なかに誰もいませんよ」「いないってば」
「……しょうがないなあ」
誕生日は8/23
好き：クラフトコーラ、フライドチキン、ポテトチップス
嫌い：兄、神楽坂家
趣味；ネットサーフィン、ゲーム、掲示板巡り、Twitter、Youtube、ニコニコ動画
特技：意味ないでしょ言ってもはいはい

神楽坂詞の影武者、主にUGNエージェントとして戦闘を行う部分の人間が便宜的に自分につけた名前。戸籍にもUGNの登録簿にもそのような名前の人間は存在していない。

元々双子の弟として生まれ、その時から影武者であることが確定していた彼であるが、神楽坂家がある日保護の名目で購入した鬼斬りの古太刀に適合。家としても予想外のことであったが、そのまま「神楽坂詞はエージェントとしても完璧である」ということを証明するためにUGNに入れられ、エージェントとして活動している。

上記の楽観的で能天気な側面はすべて演技に過ぎず、本人は現実的で真面目。ただし「一生を兄である神楽坂詞と神楽坂家に使いつぶされる」ことが現状確定しているため悲観的でアンニュイ。「自分の手に入れたものは即座に詞に還元されるから究極的に俺のものなんて何一つ存在しないんだよね」と溢している。

実家からも「正体がバレるようなことはするな、お前は本来存在しないものなのだから」とくぎを刺されているので任務についていないときはもっぱら家（彼を隔離する専用の一軒家）にこもってパソコンを叩いている。たまに変装して外に出て買い物をする。
生活費はUGNエージェントとして意図的に設けられた神楽坂詞の口座から生活している。要するに自給自足。自炊もしている。

本物の神楽坂詞は既にジャーム化しており、いつか彼を斬らねばなるまい、倫理的にはそちらのほうが正しいと思いつつもそれは家庭の崩壊、自分の社会的死・これまでの己すべての破壊と同義なためためらっている。

戦闘で見せている神楽坂詞の姿と幻影の従者はフェイクであり、主にそれらの配置と自身の白兵戦闘を駆使した戦場形成が主な運用となる。