容姿・経歴・その他メモ

半人半機械の体を持つ大学生の女性。
体のいたるところにひび割れのような痕がある。
普段は服で隠しているのであまり目立たない。
先天的に炎と氷の力を使うことができ、後天的に雷の力を使えるようになった。

幼いころ、台風が近づいてきていたある日、宇都代は母を探しに行くと言い出し、必死に止める父を振り払い外に出た。大雨が降りしきり視界が悪い中、低下する体温を気にかけもせずただ闇雲に走りまわった。
数時間ほど探し回っても母は見つからず、それでも諦めず探し続けようとした。
その時、空から閃光が走り、宇津代に向かって落ちた。大きな光と音に包まれた宇都代は衝撃によって意識を失い、追いかけてきていた父によって病院に運ばれたが、生死をさまようほどの重傷を負った。
なんとか一命をとりとめた宇都代は、目を覚ますと体が半分機械になっていた。
「？？？？？」

家族構成：父・母・宇都代
父はエンジニアで機械関係の仕事をしており、かなり優秀な人であった。少し気が弱い面があるが、普段から宇津代のことを気にかけてくれている。
母は物心がついたころからいなかった。父からは「母さんは人を助ける仕事をしていて、今は遠くに行ってるんだよ」と聞いている。
たしか太陽みたいに明るくて、父とは正反対の人だったということだけなんとなく覚えている。

退院した後、父から自分の機械の体について話を聞いた。
これは父が延命措置のために取り付けた機械であるということ、定期的にメンテナンスをしなければならないということ、現段階で機械部分は水に触れることができないということ、それ以外は人間と同じ生活ができること。
宇都代は幼いながらに父の優しさの裏に隠れたエゴをなんとなく感じ取っていた。しかし、生かしてくれたことには感謝している。そこには愛情があったことも理解している。
半人半機械になった宇都代は、これからどうしたらよいのか深く考えることはせず、これまで通り人として生きたいという一心で流れに身を任せ、大学に在学する歳にまでなった。自分の体半分が機械ということもあり工学部に所属。
歳を重ねても親を求める気持ちは変わらず、母がいるであろう海の向こうに行きたいという思いから、船舶免許を取得し船を乗り回している。水に触れてはいけないという父の言葉にはあまり耳を貸していなかった。

船を乗り回している際に事件に巻き込まれて力を使ってしまい、なんやかんやあってUGNにアルバイト感覚でお力添えしている。


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