容姿・経歴・その他メモ

【キャラクター概要】
FHセル《timeless》のセルリーダー。実年齢は13歳。
表向きの活動としてキャラクターグッズを中心に取り扱う雑貨屋《Little Player》を経営しており、店長を務める。

性格は明るく無邪気。楽しそうに笑ってることが多い。
日常生活における基本的な倫理観と道徳は備わっており、必要のない殺生を自らすることはない。周囲がしようとするのは口では止めるものの実力行使とまではいかない。実害が出ないならば好きにしていいと若干放任気味。
なお、敵対者と遭遇した場合、任務による殲滅作戦の時はその限りではなく、率先して戦闘行動に走る。
好意という感情が仲間、敵、無関心と大きな分類でしかなく、セルの仲間を大切にしているが、カテゴリー：仲間からカテゴリー：敵に移るのは切欠があれば容易い。ただその逆も起きない訳ではなく、一目惚れのように気に入った人物を仲間に引き入れることもある。

女の子が好きそうな可愛いもの、男の子が好きそうなかっこいいものが好き。

【出自について】
オーヴァード研究施設で作られ、産まれた所謂試験管ベイビー。
但し、生み出される過程で成長した状態で作られた為、外見は最初から今と変わらぬ姿だった。ある程度の知識を植え付けられた状態で生まれた為、外見程度の知識は最初からあった。
十三年前に産まれ、三年ほど施設で過ごし、十年前に施設を破壊した。
オーヴァードの研究素材として作られた存在であり、同様に作り出された実験体である親戚のような存在達は自我と呼べるものがない人形だった。命令に忠実であり、能力の制御にも何ら問題はない存在達。
その中で、自我を持ち、能力の制御も上手くできない彼は失敗作とされた。使えないとして、製作者たちに処分されそうになった時に抵抗し、暴れ、研究施設の者たちを殺して生き延びた。

その後はFHに拾われたがセルに馴染めず、いっそ自分で気に入ったのを仲間にした方が楽しそうと思ってセルリーダーになった。

【衝動について】
研究施設の製作者たちの言う成功作が正しいと思っているわけではないが、失敗作と称された自分を克服できずにいる。
失敗作と称された自分が生きていること、成功作と生みの親を殺したこと、人を人と思えぬ感情と自我を持つこと、そういった思想と感情の全てをひっくるめて、自分が本当は死ぬべきなのではという想いが根底にある。
それは無自覚に近いものであり、当人の自覚として死ぬことを望んではいない。感情が昂ったり揺さぶられたりすると、無意識の本音がにじみ出る。
ただ、そこには自分に対する嫌悪と同時に、自分をそんな失敗作と決めた、自分とは違う成功作への憎悪が孕んでおり、全てを巻き込み終わらせたいという感情に帰結する。

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