容姿・経歴・その他メモ

ＵＧＮと協力関係にある便利屋。

【性格】

非常に気性が荒く直情的で、特に怒りや憎悪の感情が非常に強く、そのような激情に呑まれれば相手を焼き尽くすまで決して止まらない。勝気で高圧的な態度や自由奔放な性質も相まってかなりのトラブルメーカーだが、彼女自身が敬意をもって従うと決めた相手に対しては従順になる。現状、彼女の制御権を持つのは妻である「戸ノ宮　遍寧（とのみや　あまね）」と、ＵＧＮ日本支部長である「霧谷　雄吾」の二人だけだと言われている。



【経歴】

████年██月██日に某女子高等学校にて発生した、「女子高生焼死事件」にて黒焦げの遺体となって発見された「甘川歌枝」その人である。死亡直前に体内で活性化したレネゲイドウイルスが埋葬後に発現して蘇生、墓地をさ迷い歩いていたところをＵＧＮによって保護される。その後は元同級生であり、現在はパートナー関係を結んだ間柄である「戸ノ宮　遍寧」（旧名：殿宮　愛子）と共に、ＵＧＮイリーガルとして活動している。高校時代は陸上競技で優秀な成績を収めていたものの、蘇生時に何故か足の火傷のみが回復せず、選手生命を絶たれている。


なお上記事件については、甘川歌枝と同校校長である「森栖礼造（もりす　れいぞう）」との痴情の縺れから発展したものだと囁かれている。「甘川歌枝に芽生えた恋心を森栖礼造が踏みにじったがために、甘川歌枝は自らの体を黒焼きにして森栖礼造に捧げるという形で復讐を行った。」などとの突拍子もない噂もあるが、███年が経過した今でも真相は判明せず、本件は迷宮入りを迎えた。

また、森栖礼造は事件後に心神喪失状態となった後に行方不明となり、その足取りは未だにつかめていない。失踪の前日、森栖礼造は「アイツだ。黒焦はアイツだ。火星だ火星だ。悪魔だ悪魔だ」などと狂ったようにつぶやいていたという記録が残っている。

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