容姿・経歴・その他メモ

◤過去

彼女はとても幸せな家庭で育った。
優しい両親のことが大好きだった。
しかし、そんな嘘偽りで塗り固めた夢のような生活を壊したのは彼女自身だ。

小学2年生のとき、事件は起こるべくして起こったのだ。
彼女は昔から聡かった。
それゆえに大人が気づかないようなことにも気がついた。
だから親切心で教えてあげたのだ。
母のことを愛していたから気づかせてあげようとしたのだ。
父は別に恋人がいると。

その結果、全てが崩壊した。

具体的に言うと、母は「どうしてあんたにそんなことを教えられないといけないの」「あんたのために気づかないふりをしていたのに」と怒り狂い、家中のものを薙ぎ倒し、そのまま彼女を置いて出て行った。
母はそのまま帰ってこなくなった。世間ではこれを離婚というらしい。
離婚後、父はすぐに新しいお母さんという人を連れてきた。
けれど、彼女はそれを認めることができなかった。

「私のお母さんは、この世界でたった一人しかいないのに」

基本的に出張などで家にいることが少ない父よりも、この他人と過ごすことの方が多い。
毎日せっせと気を遣ってケーキを焼いたり、可愛らしい服を買ってきたりする。
そんなことでこの女は自分の母親になれると思っているのだろうか。

到底無理な話である。

彼女は全てを拒絶する。
だって、

「私は罰を受けなくてはならないから」

◤キャラクター

母を傷つけてしまったことに対する罪悪感から、幸せになってはいけないという枷を自らに課している。
そのため、わざと強い口調で話したり、人の善意を突っぱねたりと、他人と深く関わることを避けている。

母の件に関しての詳細は、親友である唯鈴にしか話していない。(彼女には泣きながら話した)
が、両親の離婚後の豹変っぷりには、幼馴染全員が不審に思っているかもしれない。
ただ、心配するような様子を見せようものなら「私は罪人なの。だから、放っておいて」と冷たくあしらわれるだろう。

好きな童話は、シンデレラ。
昔、幼稚園の頃にそばかすを男の子に馬鹿にされたと母に言ったときに、母が読み聞かせてくれたのだ。
「今は灰だらけでも、いつか王子様が笑藍のことを見つけてくれるわ」と。

勇者になってから、常に灰(砂)まみれなので、小学校では皮肉をこめて「シンデレラ」と呼ばれている。
それに対しては基本無視。
彼女がある程度気を許している相手か、反論する必要があるとき以外は無言を貫いている。

何も知らない父は彼女の機嫌を取ろうとしてくるが、父が買ってきたものは全てゴミ箱に捨てる。
継母が買ってきた服は着ないし、用意されたおやつは食べない。
さすがに餓死すると彼らが罪に問われることになるので、食事だけは自分の部屋で食べるが、味についての感想はいつも「まずい」である。
食器を洗ったり、洗濯物をしたり、そういったことは自分でやっている。

と、まあ、外面はこんな様子だが、
本人は案外センシティブで傷つきやすい性格で、他人に冷たくした分自分自身も傷つき、毎晩泣きながら眠る。

一度唯鈴に対してもかなりひどいことを言ったり、頬をぶったりしたが、それでも離れず自分のそばにいてくれる彼女のことを唯一の心の拠り所にしている。が、いじめに巻き込みたくないので、周囲に人がいるときは塩対応している。
勇者になったのは、唯鈴の住むこの町を守るため。あとはほんの少しの贖罪

◤補助ライフパス

〇クラスでの位置づけ
嫌われ者。実質いじめを受けているが、彼女の態度も態度であるため、問題にはなっていない。

〇服装(オシャレか、何かこだわりがあるか)
いつも黒いワンピースを身につけている。週末しか洗濯せず、一着の服をほぼ通年で着ている。

〇性格
斜に構えており、年齢の割には大人びている。口がよく周り、周囲の大人を言いくるめることもよくある。
何事に対しても冷静沈着で動揺しない。
ように見せているが、本当は案外臆病で自罰的。

〇部活・趣味
なし

〇好きなもの
唯鈴/お母さん/新しい母さんが作るごはん/シンデレラ/かわいい動物

〇嫌いなもの
自分

▼一人称/二人称

私/貴方

▼口調

「そうよね、現実は残酷。けれど、一番残酷なのは、それがわかった上で夢から揺り起こそうとする人じゃないかしら」
「こんな町なんてどうだっていいのよ。私はあの娘が笑っていてくれれば、それだけで」
「F・menotがどういう意味かですって？ "ForgetMeNot"、私を忘れないで。勿忘草のことよ。……私はこの罪を忘れてはいけないから」
「小学生のくせに……ねぇ？……確かにそうね。私が悪かったわ。だけど、経年劣化してお肌も内臓もボロボロで隅から隅まで摩擦係数の高いあなたがたと違って、まだ生まれたばかりの新品でツルツルすべすべなものだから、つい口が滑ってしまうこともあるのよ。ごめんなさい。許してちょうだい」
「本当はわかってるのよ。こんなことしたって、私の罪はなくならないって。むしろ罪を重くしているだけだって。だけど、それ以外に思いつかないの。不幸になるためにはこうするしかなかったのよ」

◤知り合いPC

コンボコピペ用

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【全ては灰となる】
〈コンセントレイト:ソラリス〉+〈絶対の恐怖〉+〈神の御言葉〉
メジャーアクション / 交渉 / 対決 / 単体 / 視界

・クリティカル値を-LV
・「攻撃力：+LV」の射撃攻撃を行う。装甲無視
・攻撃力を+[LV*5]1シナリオに3回まで

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【這い寄る悪夢】
〈コンセントレイト:ソラリス〉+〈絶対の恐怖〉
メジャーアクション / 交渉 / 対決 / 単体 / 視界

・クリティカル値を-LV
・「攻撃力：+LV」の射撃攻撃を行う。装甲無視

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【12時の鐘が鳴る】
〈スモールワールド〉
オートアクション / ― / 自動成功 / 単体 / 視界

・対象が攻撃の判定を行った直後に使用
・その判定の達成値を-[LV*5](最低1)する。1シナリオに1回まで使用できる。

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【それは一夜の夢幻】
〈リフレックス:ソラリス〉+〈運命の切り替え〉+〈反転する運命〉+〈命の盾〉
リアクション / 交渉 / 対決 / 単体 / 視界

・クリティカル値を-LV
・対象がリアクションとしてドッジを行い、失敗した直後に使用
・〈交渉〉の判定に成功した場合、本来の効果に加えてその攻撃を行ったキャラクターに命中させる
・1シナリオに1回まで

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【ガラスの靴で踊りましょう】
〈リフレックス:ソラリス〉+〈運命の切り替え〉+〈命の盾〉
リアクション / 交渉 / 対決 / 単体 / 視界

・クリティカル値を-LV
・対象がリアクションとしてドッジを行い、失敗した直後に使用
・〈交渉〉の判定に成功した場合、対象の代わりに避けてあげられる
・1シナリオにLV回まで

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【さあ、おいで、おともだち】
〈リフレックス:ソラリス〉+〈命の盾〉
リアクション / 交渉 / 対決 / 自身 / 至近

・クリティカル値を-LV
・〈交渉〉の判定に成功した場合、回避可能

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セッション履歴