容姿・経歴・その他メモ

コキュートスの戦いにおいて、猛は悪神の力を使わずに事態を収めた。
悪神は九の制約《レーヴァテイン》の息子を悪に堕とすためにその力を貸与していた。
その力を使わなかった事で、悪神の血は黒川猛を堕とすために変化を遂げる。
その血は三つに分かたれて、猛の心を蝕んだ。
一つは心臓に。悪神の血を送り続けることで猛の心臓は悪神の心臓へと変化を遂げた。
一つは両腕に。増大した力はガントレットで抑えることは適わず、その両腕に業火を灯した。
一つは呪石となって胸の内に。内側から衝動を解き放ち、悪への誘惑を囁き続けた。
楊義夫との戦いを終えた後、その身の変化を感じ取った猛は仲間たちから離れて東京に戻った。
仲間たちを巻き込まないために。自分自身の戦いにケリをつけるために。

14年前、第一次レネゲイドウォー末期。
巨人の姿をしたヴィラン“ベルゲルミル”が都市を侵略した。
人々を守るべく“ベルゲルミル”に立ちふさがったのは、トップヒーロー“九の制約(レーヴァテイン)"黒川 影司(くろかわ えいじ)。
彼は後にヒーロー生命を絶たれる程の傷を負いながらも、巨人の悪(ヴィラン)を討伐した。
命の恩人である一人のヒーローに市民は感謝したが、彼の力の源は当時4歳の一人息子、猛を守る気持ちだった。
だが、運命の悪戯か。
東京に降り注いだ悪神(ベルゲルミル)の血は、黒川 猛に継承された。
猛はその身に遺産たる血潮を宿した事でオーヴァードとして覚醒。その身を巨人に変化させる能力を得た。
悪(ヴィラン)の力を宿しても、猛の精神はヒーローそのものだった。
かつて見た父(ヒーロー)の姿を胸に、父の衣装(レプリカコスチューム)を身に纏い、ヴィランと戦い続けている。

明朗快活な性格。
輝崎 勇とは善き友人かつライバル。
偉大な父を持つ子ども同士、どちらが先に父の背中に追いつくか切磋琢磨している。

右手に装備したガントレットは、ヴィランの能力を制御する為に父から贈られた品である。
ガントレットに力を込めて悪神の血を解放する事で、漆黒の巨人へと変身する。
巨人から繰り出される超重量かつ高速の拳は、あらゆる敵を粉砕する。
モットーは『決して倒れない』こと。

ざっくりウルトラマンやります。

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