容姿・経歴・その他メモ

■Appearance

左右の目の色が微妙に違う。青に近い灰色と、もう少し冷たい灰色。
なんとなく欧米の血が入ってるのではないかという白い肌。
やせ形で強そうには見えない。

■

シリアス半分のんびり半分くらいの仮面高校生。〈というてい。〉
チルドレンの常として任務で北へ南へ東へ西へ。
人材不足の日本支部においては、あまり一つ所へ居つくこともなく、各地を転々としていた。
襲撃された研究所から救助された過去があり、彼が施設の実験体であったことは明らかである。
しかしその研究所がいずれの組織のものか、なんの目的で作られたか一切不明だったため、微妙な立ち位置にある。
今は任務をそつなくこなす優等生という立場を崩さずで、風当たりはそう強くない。〈そうなるべく模範囚の如く振る舞ってきたからだ。〉
任務先での交友関係もよく、基本的にはフレンドリーに周囲に接していくが、マイペースなようにも見られる。
特別な出自のためか、男女関係恋愛関係に関して（性別にすら）はおおらかで、来るものを拒まない。〈だが自ら追うことは稀。
任務先で同級生と付き合うことすらあるが、「記憶処理で後腐れなく別れられるし、向こうの希望もかなうしハッピーでしょ」とのこと。〉
出自についても、周りからの疑念の眼や好奇の眼一切についても、本人は気にしていない。〈というてい。〉

〈彼はしきりにあるフレーズを読み返している――
「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒にいこう。僕はもうあのさそりのようにほん
とうにみんなのさいわいのためならば僕のからだなんか百ぺんやいてもかまわない」
「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう」〉

一部一定の信頼をおいている仲間には、あえて気まぐれな本心を見せることもある。
あまり物事にこだわらない。ふらりといなくなってしまいそう。
――そういわれると、「風のようになんてかっこいいじゃない、ヒーローっぽいね」と笑って喜ぶ〈様子をあえて見せる。
少なくとも危うい一面を見せる相手（味方）には、一定以上の信頼を置いているというあまのじゃく。〉

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