容姿・経歴・その他メモ

私立探偵をしている青年(に見えるレネビ)。
若々しい見た目に驚く依頼者も多いが、いつの間にか丸め込まれて信用させられるという。
捜査には非常に適したシンドローム構成であり、依頼の成功率はとても高い。
裏の稼業(オーヴァード)としてはフリーランスであるが、現在は人間側に寄った立場を取っており、UGNとの関係も比較的良好。

古今の創作における吸血鬼の概念を核として生命を得たオリジン:レジェンドのRBであり、イギリスで都築京香によって目覚めさせられた。原初のレネゲイドウイルスに近い組成であるらしく、かつてゼノスに所属していた頃は『退化の書』を用いた吸血鬼の力により各地の他組織に打撃や被害を齎しており恐れられる存在だった。出身からも特にドラキュラ伯爵の影響が強いらしく、当時の二つ名は"竜血公(ドラクレア)"。西洋で活動していた頃に名乗っていた名前もあるが現在の本人がそれを口にすることはない。

しかし以前、遥か極東の地、日本にて大規模な抗争の最中討伐される。それにより形も保てないほど弱まるが、動けない自分を救ったのが力も持たぬひとりの人間であった。お陰で死の淵から帰還し、伯爵然としていた当時から比べると若い姿ではあるがなんとか五体を再び手にすると、その過程で性格にも変化があったのか、その人間をいたく気に入り人という種そのものに寄り添っていく姿勢を見せるようになった。もはやレネゲイドそのものであった自身を介抱したことでレネゲイドの存在を知った当人には記憶処理が施されもう会うことはないものの、二人で写った写真を人との友好の証として今でも持ち歩いている。

主な攻撃方法は霧状にした自らの血液を因子の媒体として領域内の水分を操るというもの。日本で再構成されたためか某時を止める吸血鬼の如くナイフ状にした水滴で全方位を囲ったり、演出は気分により様々。

鷺ノ宮キョウは今の生活を始めてからできた人脈のひとつ。ブースロイド翁はイギリスにいた頃からの腐れ縁で、かつての姿を知りながら今も関わっている数少ない人物。鷺ノ宮家の力により実現した転送装置によりフィンの所持するミュートスキューブを借り受けることで、一時的に本来の力を取り戻すことができる。

なお、ドラキュラが核のため性別はおおよそ男で固定されてはいるが、概念そのものの具現化でありカーミラやラミアなども構成要素として取り込んでいることから定まった性別があるわけではなく、環境と条件によっては切り替わる可能性もあるらしい。

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