容姿・経歴・その他メモ

「仮面かぶって力に目覚めたときはイキってたんだけどね、やっぱり上には上がいるのよね」
―――スーツを着た男、黄金の仮面を手元に語り掛けながら。

所属するオーヴァードの大半が遺産に選ばれた者という極めて特殊な支部、そこの支部長として任命され、職務に
勤しんでいる男。常に目元を覆い隠す黄金の仮面型の遺産をつけており、長きにわたってその奥にある正体を見た者はいないとされている。常に目元を仮面で隠していることや、よくもわるくもフランクすぎるその言動と態度、性格から他の支部長や
UGN上層部からは要監視者として目をつけられ、支部のメンバーからもやっぱり胡散臭がられている。
フランクな性格ではあるが意外に慎重派。どんな事件だろうとけっして油断をせず、早めに対策を打つなどして
事件の収拾をつけることから、仕事ぶりは意外に優秀なようだ。

過去
　元々はヤクザに売られたことで孤児になった少年であり、若い頃は組員として活動をしていた。当時は驕り高ぶっていて
上昇志向が非常に強く、他の組織に危害を加えることはもちろん、他人をはめることも平然と行っていたが、その一方で
組員としては誠実さを装っており、上層からの信頼を得ていた。
　そんな彼はある日、荷物の輸送という役を仰せつかる。運んでいるブツは遺産―――黄金色の仮面であった。
輸送任務こそFHの襲撃によって失敗するが、どさくさに紛れて輸送物である仮面をかぶることで覚醒を果たした。奇しくも襲撃者たちは皆『運悪く』事故死してしまい、最終的に彼は仮面の所有権を手に入れる。
　それからは傲慢さはさらに増長しており、ついには事件を起こした物の当時のUGNのメンバーによって撃退され、阻止。それと
同時にこのオーヴァードの世界の恐ろしさを知った結果、組から離反。監視や拘束といったいくつかの条件つきでUGNに在籍
することとなった。しばらく真っ当に仕事した成果によって、露骨な拘束と監視はなくなったが、その一方で上層部からは
相変わらず怪しまれている模様。

セッション履歴