容姿・経歴・その他メモ

カラー：#E4DC8A　枯草色

10年前、小学生の時にジャームによる事件に巻き込まれて覚醒。
その後はＵＧＮの施設に入り、訓練を受けて支部長にまでのしあがる。
知人に、先輩支部長が2人居る(→玄星昴龍と星影六花)。
二歳下の弟も一緒に巻き込まれたのだが、今の所発症してはおらず、今も家族と一緒に普通の生活を送っている。
そんな、家族を守る為にも、ジャームやFHの所業を許すわけにはいかない。



ただ、オーヴァードになってからよく不思議な夢を見る。
哀しい様な、苦しい様な、そんな夢。
何時も手を伸ばして、掴み損ねたような。
思い出したくない様な、手に残っている鈍い感覚が残って感じるのが、妙なリアリティーがあって嫌な気分になるのだが。
でも、大事な、とても大事な、忘れている事の様な気がする。
そもそも、話しかけている(？)相手の顔すらわからない。
けれども、もしこの夢が【これから起こる事】だとしたら
……自分は、今からどうすればいいのだろうか？
その答えは、まだ出ていない。





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Sロイス①

Sロイス②
GrayPhantom　P.好奇心/✓N.脅威
N市内でオーヴァードを標的とした襲撃事件が相次いでいる。襲撃されるのはUGN関係者も例外ではない。霧谷雄吾は此のオーヴァード狩りを行っているジャーム‶グレイファントム‟に対処するように命じた。このまま被害者を増やすわけにはいかない。
Sロイス③
キングダム・カム　P.好奇心/✓N.脅威

Sロイス④
佐和山光彦　P.好奇心/✓N.猜疑心

履歴

━━━━誰かの叫び声が聞こえる。
『何故、ですか･････何故、私なのですか！』
悲痛な、引き裂かれそうに聞こえる叫び声。
自分の様な、自分じゃない様な声。
聞いている筈の、顔の分からない誰かは苦笑した様な顔をした。

その後は何か鈍い感触が手に伝わって、そこから、飛び起きる。

オーヴァードになってから、よく見る夢だ。
自分に何の繋がりがあるかはわからないのと、見ているだけの自分も何故か悲しくなるのが難点だ。
それとも、コレは【これから起こる事】なのか･････
･････いや、わからない事を悩んでいる暇はない。
それよりも、支部長として、自分の役目は果たさねば。



―――――『Crumble Days』後―――――
一つ、思い出した事がある。
この夢を見る本来の持ち主は覚醒したあの日【消えた】と言う事。
何かを自分に託して、直ぐに消滅したのだ。
何故直ぐに消滅したのかは流石に今となってはわからないが……。
しかし、託された以上は何とかして忘れて(？)しまった託された事を思い出して、可能ならば果たしたい。
まあ、未だに託された事に関しての情報が夢の事しか無いのがネックではあるが。
取り合えず、今は支部長としてこれからもオーヴァード(ジャーム)関係の事件を対処し、日常を守り続ける事を優先として日々を過ごそう……そんな決意を新たに、今日も学生とN市支部長の二足の草鞋の日常を過ごす。
……少し増えた胃薬と共に、なのが少し悲しくもあるが(((
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―――――『ムーンレスナイト～Gray Phantom～』後―――――
今回は胃薬の使用頻度がとても多かった。
今後大丈夫なのか、少し不安だ(特にアンヌさんとルルさんについて)。
しかし、やる事に変わりはない。
今後もこの日常を守り通すだけだ。
俺とは別の記憶があっても、それ(戦う理由)だけは、変わらない(同じな)のだから
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―――――『ムーレンスナイト～Kingdom・Come～』後――――――
全てが終わり、グッタリとしつつ机の上に突っ伏す。
今回は同じオルクスと言う事もあって、やりにくく、また、精神的に負けて春風さんに銃口を向けてしまった。
全くもって、不甲斐ないと言うか……いや、支部長として未熟なばかりか、弱いと改めて認識せざるを得ない。
そんな事をつらつらと振り返っているうちに、ふと、支配者面のキングダム・カムを見た時の不愉快さと同時に脳裏を過った『後姿の誰か』と郷愁を思い返す。
「……アンタは一体誰なんだ……」
確かに、俺はあの時【キングダムカムより偉大な支配者を知っている】『様な気がした』。
恐らく、あの時脳裏に過った『後ろ姿の誰か』……否、夢で見た『顔がわからない誰か』こそが、別の記憶の持ち主にとっての【偉大な支配者】なのだろう。
そして、それが懐かしさも
だが、此れは此れで問題だ。
つい勢いそのままにキングダムカムにあんな事を言ったが……全く、自分とは違う別の記憶に引きずられてあんな言葉が出るなんて。
「……俺はアンタの事を何も知らないし、予想すらできていないってのに。余計気になるじゃないですか」
と、独り言のように呟いた後、体を起こして天井を見上げる。
そもそもの話、自分はクロスブリードの、ノイマンがベースなのだ。
その、ノイマンの頭脳をもってしても、『別の記憶の持ち主』や、『顔がわからない誰か』について全くわからない。
無意識に、焦りだけが募っている気がする。
「……一連の事件が終わったら……しばらく休暇を貰うか……」
一度ゆっくり休んで、別の記憶の事について考えないようにするか……いや、それとも、一旦、集中的に調べ上げてみるか
「……いや、取り合えず、今は休むか。今回は胃薬を余り使わずに済んだし……」
そう呟き、立ち上がって支部長室を後にする。
取り合えず今は、『別の記憶の持ち主』や『顔がわからない誰か』に対して、何時か会う為にも、恥じない人間でいられるように。

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