髪：銀→戦闘時：紅
眼：右赤/左青
カラーコード：#c70067
1人称：僕
2人称：呼び捨て、～さん

幼いころにレネゲイドウォーに巻き込まれる。両親と妹がいた。
奇跡的に自分は生き延びた。理不尽な戦争に巻き込まれ、家族を失った怒りで覚醒する。
元々青い目だったが、能力に目覚めた時から右目は赤色になった。
視力は変化はない。
自身の血を使うので戦闘時は髪が紅くなる。

戦争やヴィランの理不尽な襲撃でこれ以上、自身のような戦争孤児や、独りぼっちの子供が出ないよう、日々ヒーロー活動に勤しんでいる。
明るく接して、安心させたい。
子供たちに怖い思いや不安を抱えさせたくない。

「向ける表情には嘘が混じってても、この剣にだけは嘘をつきたくない。」

今の家には養子で引き取られた。
良い子でいなきゃ、迷惑をかけてはいけない、と。
自分の本音や本当の思いを隠し遠慮するようになった。
他人や仲間の想いや気持ちを優先する。
それを悟られたくないので、ふわっと軽くかわす場面もあるかも。
嘘をついてるときや、隠しているときは誤魔化すように笑ってから話す癖がある。

まだルーキーだが、自分にできることを一生懸命やる性格。
守りたい、助けたいという思いは常に持っている。
それは遠慮しないし隠さない。（あとで強い言葉で言ってすみません！みたいにはなるかもしれん）

それにノーマルだけでなく、仲間もこれ以上失いたくないという思いから、<血の兄弟>で健康状態の把握や居場所の特定をしてすぐに駆け付けられるように、という意味で使っている。

ヒーローであることに誇りを持っており、昔自分を救ってくれたヒーローが、ヒーローソードでヴィランを切って、助けてくれたこと。
そして不安で怖くて、どうしたらいいのか分からなかった自分の人生に光を灯してくれたことに感謝している。

だから、自分もそんなヒーローになりたい。
そんな情熱を胸に秘めている。

律葉ちゃんには自身の死んだ妹が重なり、助けたい・守りたいの想いがある。

紅玉(ルビー)の石言葉は「情熱」
使えるのはサラマンダーの氷の能力だけど。
絶対に壊させない。

紅いその氷の中できっと、情熱の炎が灯っている。

感情が昂ったり120％超えたりすると口調が「僕」から「オレ」とポロっと言ってしまうかも。
本音が出た時はつい「オレ」と言ってしまう。

妹が好きだった、勇者が活躍する映画。
小さい時はよく見てたけど、妹が亡くなってからは見ることもなくなってしまった。

古の勇者の剣とか。
そういうものを手に入れて。
大事な人たちに支えられて、彼らを守って。

そんな勇者みたいな、ヒーローに、なれるだろうか？
本当の自分をしまい込んだ、自分に。

ヒーロズソードに自身の血を纏わせ凍らせ、斬り付ける。
相手の血をも凍てつかせてダメージを与える。

少しだけ、本音を、自分の想いを特に律葉には伝えられるようになった、気がする。
朱莉ちゃんやリッターさんの前でも、ちゃんと自分自身を出せるようになりたい。
変わりたいんだ。変わらなきゃ。

火影さんの死での朱莉ちゃんが精神的に落ち込んでいるのが心配。
そして何より、律葉の精神的な不安を取り除いてあげたい。
「悪い子」ってどういう意味だろう。
自分は、律葉のことをちゃんと理解しているだろうか。
彼女の本当の気持ちや、孤独まで、理解しているのだろうか。

似たような境遇で、自分が救えなかったという罪滅ぼしみたいな。
そんなつもりはないのだけれど。
でも、放っておけないんだ。
自分もあの人に、あのヒーローに。
孤独で、辛くて寂しかった時、心の支えになったから。

だから、この命は、情熱は。
消させはしない。
命の灯だって、簡単に、消させない。

ヒーローは、勇者は。
オレの憧れて追いかけ続けた人は。
きっと。
こんな簡単にあきらめないし、くじけないだろうから。