容姿・経歴・その他メモ

中学2年生
自称「非力な(美)少年」
少しひねくれたところはあるが、愛嬌があって明るく悪戯好きな少年。小柄で黒髪。
3年前に突如オーヴァードとして覚醒。その後UGNに身を寄せる事に。
現在はUGNのエージェントとして活動しながら、中学校に通っている。

好き：クレープ、カレー、ハンバーグ、優しい人♡
嫌い：ユッケ、こわい人、ウジウジした人


↓ライフパス詳細↓

【出自:安定した家庭】
・折重 節/折重 椿
最愛の両親。
会社員の父と警官の母の間に生まれ、大切に育てられた。それはもう大切に。
どこにでもあるような普通の家庭。学校に行って勉強して友達と遊んで、家に帰ったらご飯を食べて今日あった事を両親に話す。その繰り返し。そんなありきたりであたりまえの日々を過ごしていた。
あんな事が起きるまで。

事件の後、家にUGNの人が来てアレが僕のせいだったって事がわかった。
どうやら僕はオーヴァードで、アレもそのオーヴァードの力の覚醒が原因らしい。
ひとしきり話し終えたところで彼らから、UGNに来ないかと声を掛けられた。
両親と離れ離れになるのは辛かったけど、もしまたあんな事が起きたら…
だから僕はUGNの人について行くことにした。
大好き。だからさようなら。

【経験：裏切り】
・ユウくん
僕は友達を裏切った。
お父さんやお母さんは「おまえは悪くない」そう言ってくれたけど、あれが裏切りでなくてなんだというのか。僕は友達を壊してしまった、死なせてしまった。僕を親友だと言ってくれたユウくんを。

【覚醒：無知】
小学6年生の夏休み。いつものようにユウくんの家に遊びに行った時のこと。
提出日が近づいてきた夏休みの宿題を終わらせる為、ユウと2人揃って彼の部屋でまだ真っ白なドリルと対峙していた。ドリルの半分ほどが埋まった頃、集中力が切れたのか「そうだ、俺カヅラに渡したいものがあるんだ！」と言って、葛の正面、部屋の入り口側に座っていたユウは不意に立ち上がると、葛の後方にある彼の机に向かって行った。後ろの方でガサゴソと机の上や引き出しを探る音がする。一体何が出てくるんだろうと、気になって振り返ろうとしたら「ダメダメ、こっち向いちゃ！」と嗜めるような口調で言われてしまったので、仕方なくドリルと睨めっこをしていたのだが、突如“バシュン”と聴いたことのない音が後ろで響いた。葛は聞き覚えのない音に違和感を感じ、見るなと言われた事も忘れ、半ば反射的に後ろを振り向くと、さっきまでそこにあった部屋がなくなっていた。正確には部屋の半分がひしゃげてしまって見る影も無くなっていた。まるで紙を無造作に丸めたみたいに壁や天井だったものがくしゃくしゃになって床に転がっている。突然のことにポカンと口を開けて部屋だった塊を見つめていると、ひしゃげた瓦礫の隙間から赤い染みが広がっていくのが見えた。あれはなんだろう……それよりもさっきまでそこにいたユウくんはどこへ行ってしまったんだろう。そんな考えが頭をよぎった。嫌な汗が背を伝う。ユウくんどこ？渡したいものってなに、それにあの赤いのは？もう何も考えたくないのに思考が止まらない。悪い予想ばかりが頭を駆け巡る。幸か不幸か、状況を理解してしまう前に脳が思考の速度に耐えきれず葛の意識はそこで途切れた。
「ユ、ウくん……」そう呟いてその場に倒れた葛の頬を一筋の滴が伝った。

【衝動：加虐】
「人に優しく」そう言われてきたはずなのに、どうしようもなく人を痛めつけたくてたまらなくなる。
追いかけるのが楽しい、追い詰めるのが楽しい、追い詰められた顔を見るのが楽しい。
いけない事なのに、やめられない。

履歴

◆ロイス：折重 節(父)/折重 椿(母)
関係：両親
性別：男性/女性
年齢：42歳/41歳
職業：会社員/婦警

最愛の両親。
訳あって今は離れて暮らしている。
お母さんが仕事でいない日に、お父さんが作ってくれるカレーが好きだった。
お母さんのカレーみたいに美味しくないし、いつも文句ばっかり言ってしまっていたけど、お父さんが慣れない手つきで頑張って作ってくれた大盛りカレーは特別な味がした。
僕の持ち物に書かれた「カヅラ」という走り書きみたいなお母さんの字が好きだった。
忙しい中、仕事の合間を縫って急いで書くものだから、何て書いてあるのかわからなくて「これじゃ読めない！」なんて文句を言ったりもしたけど、実はこのサインのような走り書きに愛着を持っていたのは内緒の話。


◆ロイス：ユウくん
関係：親友
性別：男性
年齢：享年12歳
職業：小学生

大切な親友。
生まれるのが僕より少し早かったから、そんな理由でいつも僕の手を引っ張ってくれた兄貴分のような存在。
クラスも部活も違ったけれど、それでもいつも一緒だった。明るくて優しくて少し悪戯好きな君のことが大好きだった。

君にもっとありがとうと伝えたかった。本当にごめんなさい。


◆ロイス：谷 修成
関係：知人
性別：男性
年齢：51
職業：警官/刑事

優しそうな人。
僕の生い立ちを知って、なにかと気にかけてくれるお人好し。
仲良くしておいて損はないだろう。
「谷さん、お仕事お疲れ様です！」

セッション履歴