容姿・経歴・その他メモ

つい最近支部長に繰り上げになった元UGNチルドレンの少女。
UGNの一員だった両親のもとで生まれ、生まれながらのオーヴァードとしてチルドレンとしての教育を幼馴染とともに受ける。
当時は頭が固く、生真面目な正義感の強い性格だったため悪いことには猪突猛進で突っ込んでいっては相手との力量差を考えずに惨敗、幼馴染含め周りにも迷惑や心配をかけていた。
そんなある日の任務帰りに帰った来夏を迎えたのは親友の殉職。
表面上は冷静さを保っていたが内側からあふれる怒りに任せて前支部長を唆し(当時は自覚なかった)近くに来た仇と衝突。
結果はほぼ相打ちに近く、部隊にいた同僚数人と前支部長に逃がされどうにか生き残る。(残りは全員殉職。逃がされる際に前支部長から、『怒りに飲まれるな。その怒りを適切なところに使え。』という言葉を残される。)
その後、次の支部長が決まるまでの不在期間を狙ってやってきたFHの襲撃を収拾させたことで支部長の椅子についた。
そうして支部長としての仕事に追われつつも前支部長の言葉や前の自分の行動を冷静に振り返ってみて、彼女は戦慄した。
不確実性が高いのに大きな復讐心一つだけで前支部長を含めた面々を唆し、拒否されれば一人で行こうとすら思っていた自分。
一生懸命慎重な態度を見せていたけど、実際のところ周りには自分が怒りに任せて剣を振るっていたようにしか見えなかったんだろう・・・と。
それからは落ち着きを見せるようになり、現在は冷静な支部長として活動できている。(反省からか当人の自己評価が低めなため、自信を持って言えていないが。)

怒りのままに行動することの恐ろしさと危うさを知った彼女は、怒りを抱えたまま、落ち着いて冷静に進むと決めた。
理性を失って暴れれば、あの言葉をかけてくれた前支部長たちの意志すら無視することになる。それは自分の意志が許せない。
この道がどんな結果をもたらそうと少なくとも目が眩むことはないと信じて。

〇性格
強気な口調と態度を見せるが基本冷静沈着。感情を理解したうえで律し、そのうえで自分の意志で選択した道を尊重する。
どんな道であれ最善を尽くして戦い、守るべきもののために剣を振るうことを心得ている。

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