本名：ミハイル・メルクーリ　（Mikhail Mercouri）

スラムに生まれ貧しい暮らしを送ってきた。
戦争に駆り出された父は行方知れずとなり、母と妹を養うため少年時代より盗みを働いたりしていた。
いよいよ明日の飲み水さえ得られなくなろうかというとき、FHの実験グループに拾われる。
巨額の報酬（当時のミハイルからすれば）と引き換えに、身をFHへ売ることとなる。
そこで実験によりオーヴァードに覚醒。なにもわからないまま、戦地に送り込まれる日々を送っていた。

その最中、FHとUGNの部隊が激突した。
多くの死傷者を出した戦闘を命からがら生き延び、オーヴァードの現状を知ることとなる。
自分がいかに愚かしい選択をしたか理解したミハエルは、オーヴァードの研究をすべく、UGNに協力体制をとることとした。

そんなある日、家族で過ごしていたときのこと。
戦火はかつてミハイルが育ったスラムにまで及ぶ。
轟轟と燃える炎の中、倒れる妹と、それに覆いかぶさる母の死体を見つけた。
わずかに息のある妹のナタリアを抱え、「生きてくれ」と叫んだ。
自らの傷口から滴り落ちる血液が、ナタリアの傷口へと落ちる。その一滴が、彼女の人生を狂わせることとなる。
レネゲイドの「感染」。ナタリアはオーヴァードへと覚醒した。

普段は肩に乗れるサイズの鳥の姿
変身後は火を纏う巨大な鷲の姿になる
正体はギリシャ神話におけるアイトーン

PC④が世界を放浪する中で偶然傷ついたアリオンを保護したことで出会う

大気中の水分を鋭い氷に変化させ高速で照射、相手に致命傷を与える。
巨大な鷲に変化したアリオンの背に乗り戦うこともある。

怨念の呪石の効果によって暴走しつつ戦闘を繰り広げる。
レネゲイトにすべてを委ねてしまえば大きな力を使えるということは百も承知であるが、それを是としないことがミハイルの氷の思考を作り上げた。

ワークス/カバー：UGN系orフリーランス/任意
シナリオロイス：“マスターレギオン”ヴァシリオス・ガウラス　推奨感情　P:感服/N:脅威
指定設定：オリジン：ミネラルのレネゲイドビーイング『アリオン』がいる(付き合いの長さは任意)
君はUGN系列のエージェント、もしくはフリーランスのオーヴァードだ。普段から世界を転々としており、各地の支部とギブ＆テイクの関係を築いている。
君はFHのマスターエージェント“マスターレギオン”ヴァシリオス・ガウラスと因縁があり、これまでに幾度も激突した。(彼がFHエージェントになる前からの知り合いでも良い。この設定はGMと相談すること)
君は今度こそ彼と決着を付けるため、豪華寝台列車“マリンスノー”へと乗り込むのだった。