「あたしは解放されたの！｜RB《生まれ》に縛られるなんてくだらない！」
「人間になりたいんだ。だって、人なら何にだってなれるんでしょう？」

方向性

女子高生を模したレネゲイドビーイング。
いつでも楽しそうなのが特徴。自由人。

設定

激化する人とRBの戦いの中、何者かになることが叶わず死んでいった高校生たちの無念。
それらを見守ったレネゲイドが自我を持った。それがシブキの生まれだった。

シブキは生まれながらにグレイプニルシンドロームに覚醒したが、ハヌマーンの能力発現が強く、改変の衝動を有さない。
そのため、他のシャルヴ所属のRBとは異なり、その傲慢さが人を支配することに向くことはない。
彼女の持つ傲慢さが向けられるのは、自分自身の持つ可能性に対してだ。
シブキは人間社会に忌み嫌われるグレイプニルであるにもかかわらず、自身が人間社会に溶け込めると信じて疑わない。

望めば何にでもなれる、どこにでも行ける、そして、誰にも咎められない。

そんな存在になれると彼女は知っている。だって、それは人に許された権利なのだ。
不当に奪われなければ行使できるはずの権利だったのだ。
だから、彼女は世界を正しい形に戻すためにアーネストに加入した。

間違っているのだ。
人が、自分の望む“何者か”になれないのは。シブキが人間になれないのは。

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