容姿・経歴・その他メモ

「私はしがない妖精さんですよー」
「そうですね……オーヴァードとしての勘で探して下さい。具体的に言うとＲＣを使った判定で」
「貴方には十分な嫌悪がある。……その願い、叶えましょうか？」

一人称：私
二人称：貴方、貴女、○○さん、あだ名

8～9年ほど前にFHの『教本の主(マスタールールブック)』により生み出された人工の寄生/支配型レネゲイドビーイングであり、インフィニティコードの『未完成品』。元々のシンドロームはウロボロス/ソラリス。
『教本の主』の命の下、様々なオーヴァードやジャームを喰い、最終的にはレネゲイドビーイングである砂音に寄生することで完全体になりかけたが、UGNアンゼリカ支部の働きによって阻止された。
本体はレネゲイドウィルスそのもので、使用者に寄生しない限り実体がない。寄生された者には黒い鎖の入れ墨が身体のどこかに浮き出る。
インフィニティコードとしての性質で『使用者が嫌悪した現象を瞬時に書き換える』ことが可能。しかし膨大なレネゲイドが必要なため、連続した利用は不可である。

現在の姿は紫色の髪に金色の猫目。顔や髪型は砂音そのものだが、大人びた表情をするのもあってあまり気にはならない。
髪色については、現在寄生しているUGND市アンゼリカ支部のオーヴァード、立花昭の影響。
他にも衝動：嫌悪を持つオーヴァードの元へ行くこともあるが、大元の本体は立花昭の片腕にあるため、逃亡等は不可。


インフィニティコードとしての正確な性質は『使用者が嫌悪した確定事象の因果律を捻じ曲げ、別の方向へ着地させる』。
例えると、交通事故に遭って親しい人が死んだ、という事象を書き換える場合、その人物は助かるが死の運命は消すことが出来ず、そのとき物理的に近いか、性質的に近い人間が別の要因で事故に遭って死亡する……といった具合。
事象自体を書き換えるのではなく、その事象が発生する因果率を捻じ曲げることで願いを叶える。
そのため、過去の使用者たちの多くは捻じ曲がった事象に納得できずに再使用を試みるか、もしくは捻じ曲げた事象の対象者となって破滅してしまった。


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