容姿・経歴・その他メモ

一人称:私/俺(わたし)
二人称:貴方/お前(きみ)
※仕事/プライベート(姉)

A県某所で表向きは神父をしている支部長。
神父として住民や部下にはそれなりに信頼はされているようだが、少々厄介な人格を飼っている為、支部外の同業者とは自分からはなるべく距離を置いている。

👭人間関係

仕事モードの時は("姉"を除き)誰に対しても敬語。プライベートで付き合いのある数少ない知人に対しては割とくだけた話し方となる。なお仕事中は誰に対しても人当たりが良いのだが、プライベートの人付き合い(連絡)は非常に雑なので、メッセージの返信速度は極端に遅い(緊急を除く)。そんなんだから友達ができない。

さらに彼が14歳くらいの頃にUGNで知り合った唯一の友人(とは本人は認めていない)のPC5に対しては態度も悪く、自然に暴言が出る。100回に1回はデレるくらいの対応。
根底の考え方が真逆な為、よく反発しているようだ。仕事中に会った場合は嫌味なほど丁寧に対応するが、彼に嫌味を言ったところで効果がないことは分かっている。(でもやめない)
実の所、誠意は認めている(能力で嘘ではないと分かる為)が自分から何かを頼ろうとはあまりしない。相手が不要であっても借りっぱなしは気分が悪いので、悩みを聞くことは仕事としてもちゃんとしているし、本気で嫌いになれる訳では無いようだ。

⛪支部について

A県とはいえ支部の場所は都会の喧騒からは外れた場所に位置する。表向きは普通の教会であり、UGNとしての仕事は夜間に行うことが多い。規模はさほど大きくなく、人員も多くはないが、支部長の能力の関係かそこまで苦労はないらしい。

📕能力について

背教者殺しとも呼ばれる能力に特化し、オーヴァードの力を殺ぐことを得意とするデバッファーだったのだが、戦闘用人格を得てからは攻撃自体の規模と破壊力が増した。
その為、現在は攻撃とデバフの両刀で戦うようにしている。彼の呼び出す神の息吹は、大地を揺るがすどころか砕き割り、裏切者を磔刑に処す。

戦闘用人格

数年前から二重人格となった彼は女性の人格を持っている。本人によればそれは同時期に亡くなった実の姉らしい。
その人格が絶望した彼の妄想なのか事実なのかは判断できないが、少なくとも彼の中に"姉"が生まれて以降、彼が彼女と同じ能力(ハヌマーン)を得たのは事実である。その力を手にしたことにより本部の目に留まり、(監視の意味も含め)支部長の座を手にする。
身体の主導権は基本的に彼にあり、侵蝕値が高まるにつれ姉が強まる。人格が切り替わることを彼はスイッチングと呼び、コードネームの由来となった。

スイッチング

侵蝕が一定の値(100%)に到達すると姉と人格が切り替わり、眼の色が緋色に染まる。
ただしその状態でもお互いに脳内会話はできるようで、時折脳内の姉(弟)に語りかける弟(姉)の奇妙な構図となることも(もちろん記憶は共有されている)。
彼女の興味の問題や信耶の抵抗もあり、UGNや一般市民へ危害は加えないが、闘争を望む危険人物であることに間違いはない為、基本的にはスイッチングしない程度に力を抑えて戦うようにしている。

🗝過去

姉弟がまだ幼い頃(連帯保証人として多額の借金を抱えた結果)一家無理心中を図ろうとした父親が母親を殺害。姉はその際に覚醒し、父は自責の念かはたまたオーヴァードとなった娘に恐怖したのかそのまま自殺してしまう。そうしてどうにか姉弟の命は救われた。
その後、姉の覚醒もあって二人はUGNに引き取られ、姉を追いかけるように信耶もオーヴァードとなる。

🌅姉(麻緋(あさひ))

数年前に死んでいる。温厚だが責任感が強く、特に母親替わりのように弟を甘やかしていた。
PC5とも知り合っており、自分にべったりで人見知りの弟に友達ができたことを非常に喜んでいた。UGNへ来た経緯も信頼出来る相手には姉の口から語られている。

"悪霊"となった彼女は弟想いのお姉さんにみせかけて非常に独占欲が強く、悪性の強い性格となっている。
戦い自体を楽しんでいるというより＜弟を守っている＞こと自体に酔っているようにもみえる。危害のみならず助けであっても場合によっては彼女の怒りを買うことになるだろう。なお守ろうとする割には弟がジャーム化することをむしろ望んでいるかのように侵蝕率の増加を顧みていない。

二重人格を通して彼女を知った人間からすれば、悪霊そのものなのだが、以前から姉を知る人が見れば、彼女の悪性と弟に対する執着心に対して違和感を感じることだろう。

姉の件含め、彼が自分について多くを他人に語ることはないが、親しい相手であれば「俺は親父と同じだから」とこぼしていたのを聞けるかもしれない。

「ほらね、信ちゃんはお父さんそっくりなんだから」

彼女は最期、私にそう言ったのです。

―――在る夜の懺悔室にて。

🌃その他の読まなくていい設定

・生まれもA県。UGNに引き取られてからはしばらく離れていたが支部長になってから地元に戻ってきた。濃い味付けの食べ物が好き。食べる量は人並みでタバコは吸わないが飲酒はたまにする。実は洋酒より日本酒が好き。

・聖職者の道を目指したのは生前の姉の影響。性悪説を強く信じている。そしてどんな悪人であれ彼は平等に扱い、偽善を嫌う。

・名前の意味
信…嘘偽りのないまこと。sin(罪業)。
耶…疑問や反語を表す。「邪」の俗字。
信耶(深夜)―麻緋(朝日)

・Odi et amo(オーディ・エト・アモー)
わたしは憎み、かつ愛す。
どうしてそんなことができるのか、君はたぶん聞くつもりだろう。
わたしにもわからない。ただそういう気持ちになるのを感じ、苦しむのだ。
(カトゥルスの詩85より)

・性悪説
人は生まれながらに悪であると今ではそう思っている。……だが、父は本当にそうであったのだろうか。いやそうに違いない、だって父と自分は"そっくり"なのだから。そしてそれを存在で否定するお前(PC5)も、受け入れられる筈がない。

履歴

PC③　　＊RHO有
ワークス：支部長　カヴァー：自由
ロイス：黒服の少女　P：自由　N：自由
（HO詳細）
君は中部地方代表の支部長だ。今回他地区との情報報告会議のためＴ都にある日本支部に行くことになった。何度目かのＴ都訪問で、相変わらずの人の多さにうんざりしていた君は、一人待ち合わせ場所に向かう際に花を見つめる不思議な女の子に出会う。

セッション履歴