容姿・経歴・その他メモ

アーサー王伝説における聖剣として伝わるとある遺産の「破片」を宿した「魔剣」を代々受け継ぐ家系の末裔として生まれた少女。
一族の祖先たる鍛冶師は、ただ至高の剣を打たんとしようとしたが為に、傷一つ付かないとされる聖剣から無理やり僅かな破片を削り出し、自分の打った剣に混ぜた。
結果、聖剣は鍛冶師の所業を呪い、生み出された剣は邪悪な呪いを宿した「魔剣」と化した───
白神家に伝わるこの伝承の真偽は定かではないが、代々受け継がれてきた剣は確かに邪な力を宿すモノとなってしまっていたのだった。

しかしながら魔剣の力が強力な事には変わりはなく、当時は非常に危険とされたその「リスク」──即ち、「人の血を啜る事で真価を発揮する」──は現代においては許容できる範囲である(とUGNに判断されている)。一族自体も邪な野望を宿している訳でもなく、時の権力者に代々仕えてきた存在であった。 それ故に、当代では裏の世界の秩序を担うUGNに剣を捧げている。

白神 由香里はそんなUGNの両親の元育てられた少女である。
昔気質の頑固な両親とUGNのダブルコンボによりかなり偏った教養を得てしまっているものの、「魔剣」との相性は良好であり、戦いにおいてはじゃじゃ馬な気質の魔剣に苦しめられながらも、期限が3日過ぎた輸血パックを片手に今日も奮闘している。
嫌いな物はトマトジュース。

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