“Sinner”太刀裂 竜獰
プレイヤー:あおまる
罪を無かった事にはできない。それはわかっている。わかっては、いるんだ........
- 年齢
- 18
- 性別
- 男
- 星座
- 双子座
- 身長
- 165
- 体重
- 52
- 血液型
- A型
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- エンジェルハィロゥ
-
-
-
- HP最大値
- 24
- 常備化ポイント
- 4
- 財産ポイント
- 4
- 行動値
- 18
- 戦闘移動
- 23
- 全力移動
- 46
ライフパス
出自
|
|
犯罪者の子 |
経験
|
|
平凡への反発 |
邂逅
|
|
救済 |
覚醒
| 侵蝕値
|
|
償い
| 18 |
衝動
| 侵蝕値
|
|
破壊 |
16
|
侵蝕率基本値 | 34 |
|
能力値
肉体 | 1
| 感覚 | 8
| 精神 | 2
| 社会 | 1
|
シンドローム | 0×2
| シンドローム | 3×2
| シンドローム | 1×2
| シンドローム | 0×2
|
ワークス |
| ワークス | 1
| ワークス |
| ワークス |
|
成長 | 1
| 成長 | 1
| 成長 |
| 成長 | 1
|
その他修正 |
| その他修正 |
| その他修正 |
| その他修正 |
|
白兵 | |
射撃 | 3 |
RC | 1 |
交渉 | |
回避 | |
知覚 | 1 |
意志 | 3 |
調達 | 1 |
| |
| |
| |
情報:UGN | 1 |
ロイス
関係
| 名前
| 感情(Posi/Nega)
| 属性
|
| 状態
|
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―
| |
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―
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―
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| |
―
| |
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| |
―
| |
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|
|
| |
―
| |
|
|
|
| |
―
| |
|
|
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限
|
| リザレクト
| 1
| オートアクション
| ―
| 自動成功
| 自身
| 至近
| 効果参照
| ―
|
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 |
| ワーディング
| 1
| オートアクション
| ―
| 自動成功
| シーン
| 視界
| 0
| ―
|
非オーヴァードをエキストラ化 |
| コンセントレイト
| 2
| メジャーアクション
| シンドローム
| ―
| ―
| ―
| 2
| ―
|
クリティカル値を -LVする(下限値) 対象 エンジェルハイロゥ |
| 主の恩恵
| 1
| マイナーアクション
| ―
| 自動成功
| 自身
| 至近
| 2
| ―
|
メインプロセス間、エンジェルハイロゥのエフェクトを組み合わせた判定のダイスを+LV個する。 |
| 陽炎の衣
| 2
| マイナーアクション
| ―
| 自動成功
| 自身
| 至近
| 3
| ―
|
敵とエンゲージしていても、この効果はメインプロセス終了時まで、隠密状態になる。LV回まで使用できる。。 |
| 見えざる死神
| 2
| メジャーアクション
| 〈白兵〉〈射撃〉
| 対決
| ―
| 武器
| 2
| ―
|
隠密状態の間、エフェクトを組み合わせた判定ダイスを∔1個にし、その攻撃の攻撃力を∔LV×2する。 |
| 光の銃
| 1
| セットアッププロセス
| ―
| 自動成功
| 自身
| 至近
| 2
| ―
|
そのシーンの間、あなたは以下のデータの武器を作成し装備する。 |
コンボ
陽炎王の光装束
- 組み合わせ
- 陽炎の衣∔主の恩恵
- タイミング
- マイナーアクション
- 技能
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 100%未満
-
- 100%以上
-
リーパーゼロ
- 組み合わせ
- コンセントレイト∔見えざる死神
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- ―
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 100%未満
- 8+1
- 9
- 3
-
- 100%以上
- 8+4
- 8
- 3
-
- 強化100%未満
- 8+2
- 9
- 3
-
- 強化100%以上
- 8+6
- 8
- 3
-
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説
|
光の銃
| 0
|
| 射撃
| 〈射撃〉
| 0
| +LV×2
| ー
| 視界
|
|
経験点計算
能力値
| 技能
| エフェクト
| アイテム
| メモリー
| 使用総計
| 未使用/合計
|
30
| 10
| 90
| 0
| 0
| 130
| 0/130
|
容姿・経歴・その他メモ
太刀裂 竜獰(17)
身長165cm
体重52kg
code name : Sinner
能力 : 内なる光を纏い、隠密・索敵・狙撃する力。穿つ軌跡は光の断罪。
まだ幼かった頃、いつか父は言っていた。家族を支えるには覚悟が要ると。そして母は、宥めるような手つきで俺を撫でながら、無言で微笑んでいた。土砂降りの夜、両親が殺した人をいつも埋めていた、どこかの山小屋で。俺は、優しくて醜い両親の事が、ずっと嫌いだった。
目が覚めると、いつも違う場所で目が覚める。大きな下水道であったり、スラム街と言っても過言ではないような薄汚い通りであったり、河川敷の橋の影で目が覚めた。奪い、貪り、また奪う。それが食料であれ金であれ、命であれ同じ事だ。両親はいつも、小悪党紛いの真似をして俺に飯を食わせようとする。時には、盗みを手伝ってくれと懇願する事もあった。その度に、実の息子に頭を下げる2人を見て、号泣するのを必死に我慢しながら嘔吐した。2人は若い頃に駆け落ちし、その延長線上にあるのがこの生活である。きっと生まれながらに悪人だった訳では無いのだろう。なら、悪人になってしまった2人の間に産まれた自分はどうなんだろうか。そう、いつも、考えていた。
6月17日、家もない自分には分からないが、両親が殺した人間の日記にはそう書いてある。誕生日だそうだ。戸籍も無い、罪人の子供の、存在価値も無いような俺の、誕生日。父が盛大に祝う。人から奪った物をたくさん、並べて。母が涙を流しながら、もう10歳になるのねと呟く。また、いつもの吐き気が込み上げてくる。それでも必死に飲み込んで、代わりにできる限りの大声を吐き出す。
「ふざけるな!俺は........俺はもう、限界だ!」
そう言い捨てて駆け出したその日、"俺"としての人生は終わったと、そう思っている。
両親からも、現実からも、輝いて見えた事すら無い未来からも遠く逃げたくて、我武者羅に走り続け、力尽きて倒れ伏し、起き上がり走り転びまた起きる。脳は酸欠で頭痛を訴え、酷使した全身の筋肉は痛みが引くと共に動かなくなってゆく。遠のいた視界の中に、綺麗な豪邸が見えた。
身寄りの無かった俺はその豪邸に引き取られ、使用人として生活し、"私"は学習していった。勉学も、人の温かさも、同僚との信頼関係、仕えていた令嬢に対する、ごく自然な恋慕に至るまで。それらが、両親から受けた愛情の本質とそう変わらないと気づくまでに、そう時間はかからなかった。屋敷の庭で"お嬢様"が、飼っている兎たちと戯れているのを眺めながら、ふと思い出す。そういえばこの兎は親子で、親は2匹ともイタズラ好きである。ならばその子供もイタズラをするのだろうか。結論から言えば、そうなった。くだらないと笑われるかもしれないが、罪人を親に持つ自分としては、何か冷たい物を首筋に当てられたような気になった。お嬢様は博愛主義者であった。協会のステンドグラスから差し込む光を浴びて輝く姿に何度も見惚れたものだ。それでも、光を浴びるだけでは生きていけない人間もいる。10歳になるまでに嫌という程経験した地獄のような毎日は、私の心をずっと縛り続けていた。
15歳になった頃、お嬢様は良家の長男と結婚なさった。内緒で2人の時間を過ごした事もあったが、たかだか使用人の初恋が実る訳もない。駆け落ちなど死んでも御免である。それはわかっていたので心から祝福できた。そしてこれからは、夫婦となった2人を守っていくのだと強く誓う。しかしそんな思いは、簡単に踏みにじられた。テロリスト集団に襲撃された結婚式は酷い有様であり、舞台上で今しがたキスを交わした2人を銃弾の嵐が飲む。頭の中が真っ白になり、何も考えられずに2人に駆け寄る。守れなかった2人の亡骸を抱きながら慟哭した。
「あぁ........ッ!あ、あぁあぁあぁああぁあぁああぁ!!!!!貴様ら、なんて、事を........この、薄汚い罪人共が!」
叫びながらテロリスト集団を見渡すと、その中に両親の顔が見えた。
「え、は、おい........なんで........アンタらが........」
そうだ、元々こうして生計を立てている両親だ。いても不思議ではない。それに今の自分は以前と違う。服も、体調も、表情も、体格も成長した。そう簡単に自分の息子だとは思わないだろう。
また、あの吐き気が込み上げる。屋敷で働くようになってから久しく感じなかった嫌悪感に失神しそうになりながら、蹂躙される式場を眺める。同僚も、両家の親族も、次々と死んでゆく地獄絵図の中で、次は自分が死ぬ番だと目を瞑る。たくさんの記憶がフラッシュバックする。地獄のような幼少期、執事長から教わった立ち居振る舞い、同僚とのくだらない談笑、メイドの皆にからかわれた事、お嬢様と交わした一晩だけの関係も........あの兎の親子の事も。
「........そうか........そうだ。」
私は罪人だ。罪と罪の間に産まれ、その罪を加速させ、それでも尚現実から逃避して幸せを噛み締めて生きてきた。そんな無能でありながら、愛した人の盾にすらなれなかった最低の屑。
「ねぇ........竜獰........」
「え、お嬢様?!生きて、あ、いえ、すぐにお連れします、早く医者に見せなけれ「ダメ........わた、し、もう、助からない........」
胸部から下腹部まで、赤く染ったウエディングドレスから、さらに血がこぼれて落ちてゆく。
「ねぇ........わたしの、どこが、好き........だった?」
「だったなんて、そんな、これからもずっと、永遠に、この身が朽ちようとも!貴女の眩しさが、光そのもののような温もりが、わた、私はぁ!」
「ふふっ........どんなに辛くても泣かなかった癖に........ダメじゃない........それに、私にとっても、貴方は光よ........」
腕の中で声が小さくなってゆく。いつも人から奪ってきたツケが回ってきたんだろうか。
「やっぱり........罪人なんじゃないか........私は........私は........ッ!!!」
償わなければ。はなから私は無神論者である。懺悔室などに縋るのは許されることではない。それに、いくら懺悔したとして、救えなかった罪が、救えない罪人としての咎が、消える事などありはしない。
清算しなければ。贖罪しなければ。救済しなくては。断罪しなければ。赦罪しなければ。処罰しなければ。抑圧しなければ。抹消しなければ。修正しなければ。粛清しなければ。
ー償い続けなければ、ならない。ー
橙色の光の粒子が全身から溢れ出し、集まって竜の翼と尾を形作る。そして光は増幅し続け、右手に光の銃を握らせる。
「光は光のままに........陰ってしまう、その前に。」
屍となった同僚たちを、両家の人間をお嬢様を、光で飲み込み、吸収する。そして罪人の群れを、両親を見据える。
「疲れたろ。あんたらの分もまとめて償ってやるから........だからさぁ........全員まとめて、救済してやるよ。」
異能力に覚醒した者を集めている組織が情報を聞きつけて駆けつけた時は既に夜遅くであり、幾人もの身体を光の柱が貫いてた。その残光の檻の中で、彼は何かに祈っていた。
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