「芹沢の知識は認めている。知ってるか？あいつ、薬師の中で最上位の大蔵薬師の免許持ってんだぜ。大蔵薬師って、流派にもよるけど、薬草・鉱石・気脈・紋章学・呪言・医学に通じてねえといけねえんだ。しかもあいつ錬金術もできる」
「しっかり者なことも認める。俺なんつーのは片付け苦手だし、一回熱中したら風呂も飯もサボっちまうのに。あいつの白衣、いつもアイロン掛けられてる」
「………」
「………だがあいつの貧しい作品だけは、絶ッッッッッ対に認めねえ！！」

理解できないライバル関係です。
お互い道を究める者同士、畑違いとはいえ相手の技量もその努力に敬服しています。
それ故に譲れない面がある。
そのせいでよく角突き合わせて喧嘩する（主に河本や山桜桃の武器のメンテナンスについて）。


「刀は斬るだけでいいのか？バッカ野郎、醤油でもビームでも出してやれよ！！ふざけてねえよ、遠距離攻撃は大事だろうが！！一二三も浅葱も山桜桃も河本も！！俺らが作る魔具に命預けてんだぞ？！なら"できないこと"は減らせ！！たった一つの攻防が生死を分けるかもしれねえんだ！！できることを増やせ！！リソースをケチるな！！何度でも壊せ、メンテナンスがてらバージョンアップしてやっから！！」
「なぁんでわかってくんねえんだよ、芹沢……。お前はきっと"ふざけた"俺が嫌いなんだろうな。でも、みんなを助けたい気持ちはきっと同じのはずだ」
「なんで、あんな神の頭脳を持ちながら……俺と同じ視座にいながら、理解してくれないんだ…」

この二人の関係の和解の仕方は芹沢のキャラシにて。

ちなみに攻受は決めてません。

「バウンド。ルビーの在庫が大幅に減ってるようだけど？」
「お前の目の前にあるルビーでできた姿見が見えねえってんなら、良い眼科紹介すんぜ」
「これが姿見だと思ってるなら良い脳外科医紹介するよ。何でこんなイロモノ作った？普通の鏡じゃ駄目だったのか？」

オーダーが「同期」「ケンカップル」「本当に馬が合わないけど、腐れ縁で一緒にいる。(例えば運動のダブルスとか)何か一点においては最高の相棒」なんですが、最後の条件がどうにも合ってるかどうか。
ちなみに二人の喧嘩中にモブ敵がのこのこと攻撃を仕掛けてきたら二人とも「「黙ってろ」」と言いながらモブ敵を息のあったコンビネーションでブッ飛ばします。

芹沢の対になるようにイメージしました。
本当に同時並行でキャラシずっと書いてました。

ナルは基本的に「ちぐはぐなキャラ設定」を念頭に置いてます。

イギリス人設定なのに常時作務衣（イギリス人らしさがない。ぶっちゃけ別にイギリス人設定じゃなくてもいい）。
お坊ちゃまなのに言葉が荒い（お坊ちゃまらしさが以下省略）。
顔中に大火傷を負ってるのにそこらへんの過去はさらっと（なんてもったいないことをしやがる。そのネタで6万文字はひっぱれるぞ）。
このキャラデザでつけるキャラ設定じゃねえ！（ケモノっぽいお顔の立ち絵をお借りできたんだから、戦闘員にしよう。な？）
真っ直ぐな熱血漢な一面と狡猾でトリッキーな一面。

ナルは『別に○○じゃなくてもいい。のに、いまこういう結果に落ち着いてる』『キャラのちぐはぐ感/カオス感』が大事です。
ハッキリ言ってナルはキャラクター創作・命名技法の王道からかなり外れてる。少なくともお前は『ナル』ってキャラじゃないだろ。百歩譲って『鳴上(なるかみ)』あたりの苗字のナルだろ。そもそもオリバーからナルってわかりづれえよ。でもね、ナルでいいんです。別にナルじゃなくてもいい。のに、いまナルになってる。
ちなみに原案は『テオ（セオ）』でした。

それはナルのデザインセンスにも表れていて。

ナルは多機能を好む。色んな複雑な情報や機能をゴテゴテッ！と乗せて、『あれもできる！これもできる！○○だからこうしなきゃいけないってことはないだろうがよ！！』ってやっちゃいます。
ナルは日本刀がカップラーメンの蓋を切ってもいいし、パーカーから音楽が鳴ってもいいと思っている。
多様性を担保することで進化の道筋を増やそうとしてるんですね。
だからこのカオス感こそ、ナルの絶対譲れない一点です。全ての『作品』が自分が進化するための物。

この遊び心と冒険心こそ、この世から諦め（＝できないこと）を無くすために人生を捧げた技師の信念。絶対に譲るな。
ええ。信念ですよ？信念というと苦しく辛いものという固定観念がありますが、遊び心を信念にしちゃうのも「○○だからこうしなきゃいけないってことはないだろうがよ！」。

楽しく在る辛さはきっと一部の人にしかわからない。少なくとも「無邪気で能天気でへらへら笑ってるコイツに、病んでる僕私の地獄はわかんないだろうね」と思ってるタイプには、常に楽しく在り続ける地獄がわからんでしょう。今作ではここ掘り下げませんが、いつか絶対に取り組みたいテーマ。

お借りした立ち絵は「潮田式男子紹介メーカー」様！
美人！ありがとうございます！
立ち絵をタップor画像下のクレジットをクリックすればリンクに飛べます。
創作キャラクターの原案として使用許可を出してくださってるのでお借りしました。

表情パーツが豊富～～～！！手とメッシュまで決められるんですか？！良いんスか？！
何やっても美人。美人確定ガチャ。右見ても左見ても美人。

環境　　:基本・上級・IC・EA・LM・HR（カラーロイス可/RECロイス不可　DX3世界じゃないので）
初期作成:165点+4点（EE指定）
あくまでも小説のイメージを固めるためのお遊びなので、演出重視のキャラシで


能力バトルの側面があるので、イメージを固めるためにダブルクロスのシステムで仮組してるけど、この世界には霧谷さんも春日さんもプランナーお姉さまもいないのだ。
そして私はこんなことやってる場合じゃねんだわ。早よアカデミアのシナリオを書け。

漫画原案じゃなくて小説。BL読者はロマンスが見たいのであって、バトルが見たいわけじゃないことは常に念頭に入れてください。
能力バトルの駆け引きに尺を割くくらいなら、サブキャラ増やしてクソデカ感情バトル駆け引きしてください。頼んだぞ私。



以降、「時の棺で良くね？」は発言禁止とさせていただきます。

通常の卓なら上記のエフェクトで十二分というか下手したら強すぎて出禁喰らうキャラシ。
火力とギミックがインフレ気味のGMによってはこれ揃えても足りないかもしんないです。私がよくお世話になるGMなら足りない。

「このビルドで戦ってみたいな」と思った方へ。
上記のビルドでも足りない場合、成長時に《隆起する大地》+《浮遊する大地》、《スモールワールド》《ジャミング》を最優先に取るのを勧めます。
ミドル戦から《隆起する大地》+《浮遊する大地》で守りつつ応急手当キットなりその他回復なりでパーティ全員のHPをギリギリ上限まで保っておいた上で最終戦で範囲攻撃を一発耐えてください。どんなビルドでも初期HPは20以上あるので、ガード併せて60ダメージは耐える計算です。もうそれだけで十分。上等。あとはアタッカーに任せましょう。

ただ私はあまりデバッファーに明るくないので、過剰戦力かもしれない。

芹沢のビルドコンセプトが「味方よ、動け」（リスクは僕が負う）
ナルのビルドコンセプトが「敵ィ、動くんじゃねえぞッ！」（敵が弱くなりゃリスクをみんなで分担できる！）