特段記すべき点のない、ごく普通の一般人の筈だった。ただ少し、お人好しで正義感が強い以外には、何の取柄もない筈の青年はかくして運命に導かれる。その先にあるのは希望か、それとも──。

かぎ爪を生やし獣の力を振るうキュマイラ×ハヌマーンの典型的な白兵アタッカー。その力は空気をも震わせ、真空の刃を生み出す。これにより無理矢理有効射程が拡張されており、ある程度の距離であれば動くことなく迎撃可能。
また、追い詰められれば追い詰められるほど研ぎ澄まされていくその様は、正に手負いの獣の末恐ろしさを物語っていると言えるだろう。

《継承種(ヒーローズエア)》に感染しているが、当人はその自覚がない。時折、戦いの最中レネゲイドから語り掛けられ、力を感じるが、最初はオーヴァードみんながそういうものなんだと勘違いしていたほど。

ヒーローコンストラクションで作成、消費経験点は4点。サプリは上級/EA/LM/RW/IAを使用。

最終成長

《破壊の爪》LV1→5:消費経験点20点
〈白兵〉LV8→10:消費経験点6点
“ヒーローコスチューム”常備化:消費経験点5点

アンディに身バレする流れは、まんまホーム三部作をインスパイアしようと思います。覚醒直後ということでジャーム化を懸念されレネゲイド抑制剤としてヒーローズクロス(時代背景に沿うなら試作型？)を渡される→寮に帰ってきて自室で取り出したところ、たまたま部屋にアンディが訪れていて、オタクな一面を持つアンディにはソレが何か分かってしまった的な。

トレーラー

長い戦いの後、世界は黎明の時を迎えていた。
広がりつつあるヒーローという光の裏で、暗躍するヴィランという闇。
日常が容易く罅割れるこの下らない世界で、力を手に入れた者の行く末は…
キミの新たなる人生が、始まりを迎えた。

ダブルクロス The 3rd Edition
『Get up, in this crappy world!』
ダブルクロス————それは、“キミ”を意味する言葉。

ハンドアウト

カヴァー/ワークス:高校生/指定なし
ロイス:失踪事件
推奨感情:好奇心/不安

　ある日突然オーヴァードになったキミは、友人の“アンディ”と共に、キミの住む街“ブルーズ”で起きている失踪事件の解決に乗り出した。その最中、キミは失踪事件の犯人とも噂される謎のオーヴァード“ドーベル”と遭遇する。果たしてドーベルの正体とは？そして、失踪事件の真相とは？街の平和を守るため、キミは立ち上がる。

ステージ:ブルース

時期

UGN誕生から数年後、認定ヒーロー制度が一部の地域で用いられ始めた頃の、ヒーロー黎明期のアメリカを舞台としている。本来のステージとの差異として、このシナリオではヒーローの地位は未だ確立されておらず、ヒーロー達は政府やUGNに管理された自警団のような存在として活動を行っている、と設定している。シナリオ内でもヴィジランテ(非公認ヒーロー)のように動いてもらう事になるため、その点は注意してほしい。

ブルーズ

PC達の住む街。アメリカの都市部に位置しており、街から数キロ離れた場所にアメリカでも有数のメガコーポ“スミス･バイオテック”が本社と工場を構えている。一般的な街に比べヒーローの数は多く、またスミス･バイオテック社製のレネゲイド抑制剤噴霧装置や各種防犯装置が街の全域にくまなく設置されているため、街の規模に対して治安は比較的良好。ただし、最近はヒーローを含めた多数の人々が失踪する事件が起こっており、ヒーローや警察はその対応に追われている。

ブルーズヒル･アカデミー

PCの通う学校。由緒ある名門校であり、高所得層の学生が多く通学している。ただし、近年は情勢の変化に伴い、好成績を収めた生徒の学費の免除や交換留学等、人種・階級を問わず入学が出来るよう様々な取り組みを行っている。(大体どんなキャラでもOKにするための設定です)

パーソナリティーズ

アンディ

PCの友人の男子高校生。PCとは学校入学当初からの友人であり、今でも付き合いの続く一番仲の良いクラスメート。所謂ナード(オタク)であり、プログラミングやハッキング等に造詣が深い。基本的に善人だが、成功すると調子に乗りやすかったり、ネットの流行に流されやすいミーハーな部分がある。

リズ

約一か月前、ブルーズヒル･アカデミーに転校してきたクラスメイト。口数が少なく、クラスでも浮いた存在。ファッショセンスが独特で、タイトで露出度の高い服装をよく見に着けている。

スミス･アークソン

ブルーズに拠点を構えるメガコーポ“スミス･バイオテック”のCEO。その経営手腕とレネゲイド由来の技術を貪欲に取り入れる姿勢で、近年アメリカでも有数の大金持ちにのし上がった。ブルーズ近辺の開発を推し進めたのも彼であり、現在のブルーズの発展は彼無しでは成り立たなかったとも言われている。

ライアン･アークソン

スミス･アークソンの嫡男であり、ブルーズヒル･アカデミーでカーストの最上位に位置する生徒。自分より下の階級に位置する人間をナチュラルに見下す、傲慢な性格をしている。