容姿・経歴・その他メモ

最強を求める女性。
彼女の求める最強とは心身の強さ、余裕にある。
余裕がない者は何をやっても正しいことができない。だからこそ余裕を崩すことはご法度だ。

過去

彼女は生まれた時からのオーヴァードであった。
幸せな家庭に生まれ、平和に暮らすことができていた。だが、妹が生まれてすぐ、その平和は失われた。
研究者であった父母が殺されたのだ。
殺された理由は彼らが行っていた遺産の研究資料を奪うため。
タイミングよく小学校に行っていたクレスは巻き込まれることはなく、妹のミヤは巻き込まれてしまった。
研究資料と共に、丁度よく現場にいたオーヴァードの娘を捕まえ殺害犯は逃亡。
それを事件を聞きつけて現場にやってきたUGNY市職員から聞いたクレスは奪われることの恐ろしさを実感した。
奪われたくないと思うとともに、たった一つ奪われなかった父母の研究していた遺産「栄光と勝利の槍」を守り切ると決めた。
遺産が奪われなかったのには理由がある。
父母は確かに弱いオーヴァードだった。だが情報管理に関する能力はかなり髙かった。遺産の隠し場所はクレスのみが知っており、いざというときはと笑い話をしていたのだ。
その笑い話が現実になるなんて思ってもいなかったが。
遺産の在りかをUGNの職員に伝えていた時、彼女はその遺産に触れた。
それが合図となり、遺産のレネゲイドは活性化し、持ち主をクレスに定める。
遺産の継承者になった彼女をUGNは保護した。
残された遺産から声がする。
「奪われたものを取り返したくないか」と。

勝利の始まり

彼女は遺産の声に耳を傾けた。
勝利を求める遺産は「弱い者は搾取される。奪い返すには強くなれ」と告げる。
奪われた妹を取り返すために彼女はチルドレンの訓練を受けはじめた。
妹を早く取り戻すための焦りが好転して力へと変わり、彼女はすぐに強くなった。
一対一の状況ならばだれとでも戦えるようになった彼女に「最強」と初めていったのは誰だったか。
彼女は妹を取り返す作戦に参加し、見事妹「ミヤ」を取り返して見せたのだ。

出会い

それからの彼女はとてつもないスピードで成長した。
支部の人間からも他の支部の人間からも「最強」だといわれるようになるために人一倍努力をし、成し遂げようとしていたのだ。
だがそんなに現実は甘くなかった。
彼女は栄光を手に入れるためにはまだまだ弱い。
成長が止まろうとしていた時、彼女にまた転機が訪れる。
それがFH ヨハン・C・コードウェルとの出会いだった。
FHの研究所を破壊するための任務、そこに偶然彼がおり彼らは戦いへと発展した。
戦いの中でクレスは「強者」というものを知る。
ヨハンの強さに惚れこみ、その強かさにあこがれを抱いた。
彼との闘いが永遠に続けばいいのに。そう思った矢先、ヨハンに撤退命令が出る。
ヨハンは撤退する前に「お前強いじゃねぇか。名前は？」と問いかけてくる。
それに対し彼女は彼へのあこがれを意地に変え、「最強のオーヴァード 兜クレス」と名乗った。
その時のヨハンの笑みを忘れないよう、彼女は自身で掲げた表明を示し続ける。

それから

彼女はヨハンに勝利するために更なる訓練を続けた。
「最強」を自称ではなくすためどんな苦しい訓練にも耐えてみせた。
ヨハンとの邂逅から真の強さを求めるまで彼女の行動は早かった。
救出した妹と共に互いを高めあう。
そんな日々。
その中で彼女にも後輩ができた。
それが「八剣 桜華」だ。最初は自分が教えるなんてと、後進の育成には後ろ向きだったが、妹によくしてくれたことがきっかけで同じく高めあう仲だと思うようになった。
切磋琢磨し、最強への道を歩んでいこうとしている。

性格

負けず嫌いだが心の余裕にこだわり、周囲に弱いところを見せたがらない。
礼儀正しく、ただちょっと自分を誇示している女の子。
女の子らしいことはあまり得意ではないが、そつなくこなす。
彼女曰く「女子力っていうのも力ってつく限りは高めなくてはいけないわ」とのこと。

一人称/二人称：私/あなた
好きなもの：勝利、栄光、最強、ヨハン
嫌いなもの：あきらめること、魚

セッション履歴