暗殺セル『アンフェール』を保有している少女。
非常に明るく、アホ・・・もとい純粋な性格をしており、割と誰とでも仲良くなれるタイプ。
しかしその心にはドス黒く、深い愛情と闇を抱えている。
彼女の欲望それはジャーム認定された姉を殺そうとするUGNを徹底的に排除し、『姉と一緒にいられる世界作る』である。
後述の能力、保有セルから冥府の王「マスターハデス」という名をつけられた。

両親をレネゲイド事件により失い、姉である莉子と二人で生きてきた。
莉子はレネゲイド事件により覚醒しUGNとして日常を守っていたが、未覚醒で会った紬はそのことを知らなかった。
ある日、特殊な無垢なる石を持った暴走ジャームの掃討作戦により、莉子は死亡。
たまたま巻き込まれた紬はその際に覚醒。無垢なる石の適合者となり莉子を傍らに立つ影として蘇生させる。
そして莉子をジャームと認定したUGNエージェントを莉子を使って全滅させ、その後FHに拾われる形で所属することに。

特殊な無垢なる石の適合者となった紬の能力、それは生命エネルギーを操ることである。
傍らに立つ影としてリンク状態になっている莉子に対しては凄まじい力を与えることができ、
まるで時間でも止まったかのような機動力と凄まじい攻撃力を持つ。
さらに攻撃を与えた際、命そのものに干渉しあらゆる防御手段が意味を成すことなく絶命させる。
また、死者を蘇らせることも可能だが、基本蘇生された者に意思はなく、動く骸である。
（これについて本人は蘇らせたといっている・・・）

元UGNイリーガルで紬の生活のため、人々の日常を守るために戦っていた正義感の強い少女。
ジャーム暴走事故により命を落としたが、現場に居合わせた紬によって本当の意味で蘇った人間である。
しかしジャーム判定を受け、仲間であるUGNから処理されかけるが、紬の能力によってかつての仲間を殲滅してしまう。
また紬の欲望である『姉と一緒にいられる世界』のため同僚と守ってきた日常の敵となった。
その結果、『紬を守る』という意志だけは残し、自分から死体になっている状態である。

https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=98NE4T

フランス語で冥府を表す名前をしており、主な任務はUGN関係者の暗殺。
セルメンバーのほとんどが紬によって蘇った者だが、意思のない完全に動く死体である。（ジャーム：亡者）
また、紬と友好的であった、気に入られた人物は『お気に入り』として強大な力を持っており、
中には生前より強くなった者もいる。
周りからの評価としては暗殺セルとしては有能だが気味が悪い、ほとんど人形遊びとのこと。

紬としてはUGN殲滅依頼をよく持ってきてくれるためか、関係性は良好。
ただ、莉子からすればいいように利用されている感は否めないので、警戒をしている。

・"静寂なる鎮魂歌"　黒川鈴音(くろかわ　すずな)
ハヌマーン/オルクス Dロイス:音使い
FHチルドレンの少女、没年15歳。彼女の歌声はすべてを粉微塵に粉砕する能力を持っており、
それ故あまりしゃべらないでいたが、無知ゆえか純粋ゆえか紬はその手を取り、友好関係となる。
UGNからのFHセル襲撃により殉死するも、彼女が"生きている"ことにしたい紬によって傀儡として蘇生。
彼女が生きている証でもある"鎮魂歌"はUGN達に向けて響きわたっている。
「紬ちゃん・・・ごめん・・・・・・・先に逝くね・・・・・」

・"電光の凶弾"　金光仁(かねみつ　じん)
エンジェルハイロゥ/ブラックドッグ Dロイス:光使い
UGNエージェントの男、没年36歳。莉子が元々所属していたUGN支部の先輩、
莉子にとっては多くのことを教えてくれた恩人であった。
しかし莉子がジャーム判定された日、紬の能力によって莉子は自分の意志に反する形で彼を殺害。
その後、紬の善意によって傀儡として蘇るが、その日から莉子の目から光が消えた。
「莉子・・・これが・・・・俺たちへの・・・罰・・・報い・・・・なの・・・かな・・・」

・"抑えきれない破壊衝動"　黄昏美奈子(たそがれ　みなこ)
キュマイラ/ウロボロス Dロイス:羅刹
UGNイリーガルの少女、没年17歳。莉子とは小学校以来からの親友で、
オーヴァードになってからも、同じ志を持った仲間でもあった。
しかしマスターエージェントとなった紬と莉子による被害を知り、二人を止めるべく奔走。
最終的に紬と莉子が勝利し、紬も莉子が彼女と親しいことは知っていたのでFHへと勧誘。
断れば屍として利用されることを知っていた美奈子は隠し持っていた爆弾により跡形もなく吹き飛んだ。
どうすればよかったのかと苦悩する莉子の前に紬の善意で蘇った美奈子が現れ、
その日から莉子の口から言葉が消えた。
「私は・・・日常の・・・人々の守護者！あなた達のような破壊者になるつもりはない！」

・"赫雷の獄狼（ケルベロス）"　チョコ
キュマイラ/ブラックドッグ Dロイス:野獣本能
アンフェールで飼われている黒柴犬、3歳。アンフェールのマスコット。ビーフジャーキーが好き。
元々自然公園で飼われていたが、レネゲイド事件に巻き込まれ、近場にいた紬が保護する形でセルに入った。
人語を理解する知性と、赤い雷撃を操る狼と竜を混ぜたような怪物に変身ができるようになった。
冥府を表すアンフェールに入ったことで中二病が爆発、自分を冥府の番犬ケルベロスと思い込むことに。
「やれやれ我をただの狗と思っているのか無垢なる者よ。我は冥府の番犬ケルベロス！」
「人の施しを受けるつもりは・・・牛肉の干したものは我が体が最も欲して止まぬ物。ありがたく頂戴させていただこう」