容姿・経歴・その他メモ

美しい金髪を携えた華やかな容姿の女性。
表向きはアパレルブランドのオーナーとして、裏ではUGN支部長として働く日々を送っている。

履歴

両親は周囲の反対を押し切って結婚。百合夜を出産後、数年の間は幸せな生活を送っていた。
しかしある日、大きな交通事故に巻き込まれ両親は亡くなってしまう。
当時百合夜は7歳。まだ保護が必要な年だったが、親戚たちは面倒を見ることを拒否。
児童保護施設に入れられるまでの間も心無い言葉を浴びせられる。

幼かった百合夜は、大人たちの悪意をバネに強くなることを決意した。
「優しく、強い大人になろう」「こんな心の狭い人たちにならないように」「こんな醜い大人にならないように」
そうして強くあろうと生きてきた百合夜は、やがて20歳の若さでアパレルブランドを立ち上げた。

革製品や毛皮製品を多く扱い、高級感のある商品を多く打ち出すことで大きな利益を出すことに成功。
名が売れると共に親戚からの連絡が度々舞い込むようになり、表立ったバトルの末、ほぼ絶縁状態に持ち込むことに成功した。

その後、25歳の頃プライベートで訪れたバーでとある男と出会う。
春日恭二と名乗った男とはしばらくの間交友を深めることとなった。
自信満々な様子で話すこともあれば酒に酔って弱音を吐くこともある春日に、百合夜は慕情を抱き始める。
相手もきっと自分を悪からず思っていないはず、と進展を感じていたころに、
「君は新しい力を手に入れてみたいとは思わないか？」と持ち掛けられる。
一体なんのことかと訝しみながらも、「君なら絶対に、掴めるはずだ。私を信じてくれればいい」という言葉に頷き
レネゲイドに感染、そのままオーヴァードとして覚醒した。

喜び勇んでFHという組織に勧誘してきた春日だったが、突然の出来事に戸惑った百合夜は覚醒したばかりの力を用いて逃走。
春日からの連絡を遮断しつつ自分の力に困惑していたところでUGNからコンタクトを受ける。
きちんと力について説明を受け、UGNとFHそれぞれの理念について理解した百合夜はUGNに加入することとした。

その後着実に実績を上げ、戦闘面でも十分な力を蓄えたこと。
もとより社長として人をまとめる業務に長けていることを認められて支部長となった。

春日も百合夜がUGNに入り支部長となったことは知っており、時折合うと嫌味を言われる。
ひょうひょうとした態度で返答することと決めているが、内心、彼を裏切ってしまったことを申し訳なく思っている。
できることなら前の関係に戻れたら、と思う部分もあるが、戻れないため早く割り切らなければ…と恋愛的な悩みを抱えることとなった。

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