登録名：緋咲レイラ
コードネーム：焦肢体
性別：女
出身：茨城県・佳賀里(かがり)市
誕生日：9/1(防災の日)
身長：176.9
体重：64.3
血液型：A
所属：UGN大和支部/「遺産小隊」
ブリード：クロス
シンドローム1：サラマンダー
シンドローム2：ブラムストーカー
シンドローム3：───
特記事項：

・戦闘適性：A+
・継戦能力：C-
・命令順守：C
・陣頭指揮：D
・社会適性：B
・RC技術：E
・衝動耐性：D
・特異能力：EX

大和市支部支部長「葛西飛鳥」の保有する傭兵組織「遺産小隊(アーティファクトリー)」の一人。ダウナーな性格で、常に不機嫌気に眉をひそめた仏頂面をしている。どこか棘のある発言が目立つ、一見すれば「常に怒っている人」という印象を感じられる女性だが、根はやさしく、気遣いなどもできる。

中学生の頃、とあるサラマンダーシンドローム持ちのジャームによって起こされた放火事件によって家族と帰る場所を失う。その際、彼女本人も確かにその炎によって焼き殺され、その命が絶たれたはずなのだが、放火魔の持っていた遺産「イフリートの腕」の所有権が偶発的に移動、死亡の際に発露したレネゲイドウイルスと相互作用を引き起こすことで覚醒を果たした。
イフリートの腕が引き起こす肉体の過剰発熱によって起こる燃焼を、不燃体によって自然現象的観点から、自動体温によって生体機能的観点からそれぞれ無効化している。しかし、強力な遺産の力を抑えるには緋咲のRC能力が不十分であったためか、自動体温の体温調節機能に異常が発生、「イフリートの腕の持つ高温作用を抑え込む」という目的のためだけの機能に特化されたことで、無際限に体温を低下させるようになってしまった。これにより、緋咲の肉体は常に死体のように冷たくなってしまい、彼女自身も冷感以外の熱感知を平時は感じ取ることができない状態になってしまっている。遺産使用時はこの機能が幾ばくか軽減されるそうだが、それでもあくまで微々たるものであり、彼女の望む「熱」には到底届くべくもない物であるようだ。
元々は溌溂とした性格だったが、覚醒の際に家族を喪ったことで性格が擦り切れ、自己犠牲、自傷行為を厭わない自罰的な性格になった。これは、イフリートの腕の持つ副作用「悲しみの感情の希薄化」が大きく作用していることに起因し、自分の現状含むあらゆる物事に対する悲観や嘆きに代替する形で怒りが発露しているためであると考えられる。

火災によって左腕が完全に炭化、焼失しており、イフリートの腕が義手代わりになっている。普段は不燃体作用を付与した自分の血液を塗り込んだ布でイフリートの腕を覆い、発炎を抑えている。
主に中華拳法や古武術を取り入れた格闘戦を得意としているが、自己破壊を厭わない投げやりな戦いをしがち。